超少食実践者・コルナロ語録・解説 22 体質にあわせた節食(超少食)
【コルナロ語録 22】
強い体質に恵まれた者は、私のように極端な少食は必要ないかもしれません。
量の点ではそれぞれの体質に応じて決定すべきものでしょう。
どれくらいの量なのかは、食欲とか願望ではなく、自分の経験、観察、そして理性にもとづいて各自が判断すべきです。
そして決定したならば、厳格に守り通さなければなりません。時々、度を超すようなことがあれば、
節食(超少食)の効果がほとんどあがらないからです。
私の健康に関する見解には、医師や哲学者たちもまさにその通りだといいます。
私たちを造られた創造主なる神は、我々に長寿をお与えになったのですから、
神のみこころにそってその恩恵を十分に味わうべきです。
人は70歳を過ぎると、官能的な欲望の力が弱まるのですから、その時こそ、理性的な生活に切り替え、
天寿を全うできるように努めなければなりません。そ
うするならば、人生の終わりに近づいても病気になることはなく、
ただ自然死として、平和のうちに天国にいくことができるのです。
(91歳の講和-03「無病法」101-102頁から)
【解説 22】
コルナロが指摘しています「体質に応じて決定すべきもの」とは、「適食」を診断することにほかなりません。
ただ自分の判断では正確な判断ができないのです。
誰がまず体質を診断できるでしょうか。
医師でもかまいませんが、やはり適食診断できるプロフェッショナルが必要なのです。
ファスティング体験者でファイナンシャルプランナーであれば最適です。
その意味では、藤樹の宿を運営しています代表の私自身がそれに該当します。
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また、理性で節食(超少食)へと切り替えが可能なのは、
70歳だというコルナロの見解ですが、それは官能が衰える時期だとあります。
私は70歳でなくとも50歳くらいから切り替えることは可能だと思います。
できれば不惑の40歳からそうすべきだと思います。
そしてコルナロは、私たち人間を創造された、主なる神が長寿を与えてくださったとありますが、
聖書は、長寿についてはこのように書いています。
10:27 主を畏れれば長寿を得る。主に逆らう者の人生は短い。
創世記
創 15:15 あなた自身は、長寿を全うして葬られ、安らかに先祖のもとに行く。
と約束されました。
コルナロは自分自身の健康法が、聖書の中から神の命じておられる戒めとして、受け止めていたのです。