40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ファスティング(断食)が見直された2020年 01 新型コロナ禍の中で藤樹の宿は何を選択したのか 

今年は新型コロナで始まり、新型コロナ第3波で終わるという激変の年となりました。

藤樹の宿は本年1月6日に毎日放送ちちんぷいぷい」でとあり上げられ、

その放映のおかげで、新年明けから2月は閑散期なのですが、来会者が急増しました。

そして3、4月からGWと予約も入っていたところに、新型コロナが来襲しました。

外出自粛でキャンセルが続出し、3月から5月までは開店休業のような状態でした。

この間に来られたのはリピーターばかりでした。

そしてこの3ヶ月間は、

ある青年の提案で始めたZommを用いたファスティング指導でした。

東京を中心にこの青年の知り合いの若者たち約100名、参加してくれました。

ここでの実験が、

11月からの「リモートファスティング」のスタートとなっていきます。

そして滋賀県中小企業庁補助金事業で、

「藤樹の宿・リモートファスティング」という

新規ビジネスシステムが出来上がったのです。

これは日本の断食施設では、

藤樹の宿のような方式はまだどこも実施していないので、

当然、特許の申請をしたのはいうまでもありません。

そしてGWは大阪から地方の自宅に戻れない帰宅難民のリピーターが来会され、

6月になりますと外出、自粛解除されるやいなや、

今度はコロナ肥満、コロナうつなどで、体調を崩した方たちがたくさん来られたのです。

これで3月、4月に落ち込んだ分は、完璧に取り戻すことになりました。

しかし、今回のコロナは、

第2波、3波と津波のように襲うことは予想されましたので、

「リモートファスティング」の構築を急いで、ようやく11月末からスタートしました。

また8月から始まったGOTOトラベルには「リモートファスティング」準備で

なかなか整えられなかったのですが、12月後半から導入しました。

来年の6月まで延長されるという報道で、

来会者へのサービスの観点からも導入したわけです。

しかし、年末年始は一時停止するなど

まだまだこのような政府の政策に振り回されています。

こうして起伏の多い2020年でしたが、

今年はファスティングに関する書籍が

健康本のベストセラーを占めていたことは特筆すべきことです。

高島市内には平和堂書店とTUTAYAしかないのですが、

定期的に訪れて、健康本をチエックしていますが、

この1年間、上位は青木医師の書いた「空腹こそ最強のクスリ」でした。

現在、27万部くらいでしょうか。

かつて新谷医師の書かれた「病気にならない生き方」が100万部でしたから、

そこまではいかないでしょうが、

よく読まれた本のベストセラーに入っているので、

来年もおそらく断食に関する本は上位に入ることでしょう。

つまりコロナでかえって断食は大きく見直されているという証拠です。

その理由は明らかに免疫力アップが注目されているからにほかなりません。

ただ問題は日本の断食が、ただ単に健康に関してだけであることが残念でなりません。

ほんとうの断食の意味が分かっていないのです。

まさにガラパゴス化にほかなりません。

ウィキではこのように説明されています。

「孤立した環境・日本市場・製品やサービスの最適化が著しく進行すると、

外部との互換性を失い孤立して取り残されるだけでなく、

適応性や汎用性と生存能力・低価格の高い製品や技術が外部・外国から導入されると、

最終的に淘汰される危険に陥るという、

進化論におけるガラパゴス諸島の生態系になぞらえた警句である」と。

これは断食だけではなく、

政治、経済あらゆる分野で日本のガラパゴス化が進んでいるのです。

ただの掛け声だけで何も変革できないからです。

アメリカのような政権交代もできない、若返りもできない、

世界の潮流(GAFAなど)についていけない、

女性の進出度は世界で最低、真の民主化の大きな遅れ、

そして最悪なのは、食糧自給率(カロリーベス)で

先進国最低の37%(75%割ったら国ではない)など

数え上げたらきりがありません。

こうしたことがコロナで更に明確に浮き彫りになった2020年でした。