40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

断食救人類の書 206 超少食の実践編  39 少食にどのように移行するのか 27 段階的な移行 24 少食に移行する方法 15 少食移行後の体の変化 04 体の変化 01 尿素が再利用

かなり話が横道に逸れてしまいましたが、本論に戻します。

少食に移行する場合、

まず胃をコントロールする満腹中枢に少食の量(普段食べていた1/10)

になることを伝達させるには、

少なくとも3ヶ月は必要です。

この3ヶ月で体重オーバーの方は標準体重になりますし、

デトックスも進みます。

そして食べられなくなります。

そして体質はどのように変化しているのでしょうか。

まず

 

1・尿素が再利用されます

 

尿素はタンパク質が体内で分解された代謝の産物ですが、

1日、約20gを尿として排出しています。

ところがいつも満腹で食べ過ぎている人は、尿素の再利用はまったくありません。

この研究は、牛が青草だけを食べ、タンパク質の摂取量が少ないのに

何故、あれだけの筋肉が形成されるのかと言う疑問からでした。

その結果、牛は尿素が尿だけではなく、唾液の中にも排泄され、

その唾液を反芻で飲み込みますと、

胃の中に常駐する細菌や原虫類がその尿を取り入れて、

菌体タンパクとして合成されます。

その菌類が腸管内で消化吸収され、牛の筋肉に合成されます。

では人間の場合はどうなのかです。

甲田光雄医師の医院で患者さんを調べた結果、

食べ過ぎの方は、尿素の再利用はありませんでしたが、

少食療法をしている方は、

再利用されていたという事実を科学的に立証されています。

つまり、尿素が腸管内へ排泄され、

ここで超内細菌によってアンモニアに変えられます。

そしてアンモニアからアミノ酸に変えられ、

これがタンパク質として人体で再利用されるのです。

このことは栄養の効率がすこぶる良くなり、効率化するということになります。

つまり少食はほんとうのパワーが出るのです。

つまり少食パワーなのです。

日本はたくさん食べれば力が出るという

マインドコントロールにかけられています。

これは大きな間違いないのです。

先般も滋賀県内の主婦の方がファスティングに来られました。

自分の息子がクラブ活動に入っていて、

指導者はとにかく食べろ食べろで強制らしく、

食べない方が体調もいいのにといいながら仕方なく、食べているということでした。

そして肉、肉、肉の大合唱です。

これはかえって力を削いでしまうことなのですが、

それが分からないのが日本の現実です。

しかし、自然界はそれを知っています。

人間だけが日本的ルールで食べろ主義から脱出できません。

早く目覚めないと東京オリンピックでは散々な結果になります。