40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

断食救人類の書 59 宿便除去  09 宿便を取った証言者たち 04 

これも1997年の夏のことです。
 
酵素ジュース断食を断食施設で最も早く始めたのは、私の運営していた泉の森でした。
 
そしてこの年の秋に日本で初めての40日断食聖会を開催したのです。
 
それはアメリカをリードする福音派の指導者、ビル・ブライト先生が
 
アメリカの教会に呼びかけて召集した40日断食聖会の記録「カミング・リバイバル」の出版を私が担当し、
 
それを記念して、日本で最初の40日断食聖会でした。
 
この聖会には全国各地の教会の信徒さんが30名近く、集い、40日間断食を貫徹したのです。
 
その聖会に参加されたDさんという中年の独身女性がおられました。
 
彼女はかなり優れた着物の絵付け師であり、二十数年も座って仕事をしておられましたことから、
 
腰痛、胃潰瘍、胃のポリープ、便秘など少なくとも8つほどの症状で大変、苦しんでおられました。
 
このような病気の癒し、解放も切望して、40日断食聖会に参加されたのです。
 
私はこれらの症状は、宿便がもたらすものではないかとアドバイスしました。
 
それをしっかりと受け止められたDさんは、こういいました。
 
「今回、40日聖会で必ず取り、大きな恵みを受けます」と。
 
その宣言の通りになり、まさに40日断食聖会は、Dさんのためだけにあったようなものとなりました。
 
この40日断食聖会は、この年から開始した酵素ジュース断食でした。
 
は毎朝、聖書のメッセージをしただけではなく、酵素ジュースの断食指導も行いました。
 
Dさんは、誰よりの朝早く起きて、礼拝堂で祈られ、
 
酵素ジュース断食もこちらの指導に正しく従っていただいた方でした(多くの方が違反をしていたのです)。
 
そして数日経過した頃でした。
 
Dさんは、天に舞い上がるほどの喜びで「祈っていたら花嫁なるイエス様が現れてくださり、
 
私と一晩(時間の経過は不明)中、踊っていたのです。
 
そして喜びに満たされて仕方がありません」というのです。
 
その日から残りの34日間、早朝に起きて讃美をして、霊の歌を歌い、もう別世界にいるような姿になっておられました。
 
そして35日目に宿便がどっと出て、7、8つもあった病気が彼女の中から完全に出ていったのです。
 
本人は飛び上がって喜んで帰って行かれました。
 
その年にDさんは、身に着けた着物の絵付け師を投げ捨て、神学校に進み牧師の道を歩まれたのです。
 
そして郷里に帰り、教会を開拓して、すばらしい教会も建設されました。
 
この時に参加された後の方ですが、Dさん以外は、霊的な祝福もなく、また宿便も除去される方はなく、
 
いたく失望して帰っていかれました。
 
何がその明暗を分けたのでしょうか。
 
少なくともその後の経過を見ると酵素ジュース断食は大きな問題があることが分かってきました。