玄米菜食 15 玄米菜食の玄米はいかなるものなのか 02 玄米20徳を唱えた二木謙三博士 02 玄米20徳とは
辞典にあったように細菌学で大活躍の二木謙三博士は、
玄米菜食の二木式健康法の提唱者であり、実践者として、
玄米菜食による少食を基本に、複式健康法を取り入れたもので、
自ら1日1食で玄米食で、塩、油無し、野菜は火を使用せず、
動物の肉はとらないなどでこのように常日頃から語っていました。
「玄米は完全な栄養素で、たとえ少食でも必要な栄養を補うことができるのだ」
【二木謙三博士・玄米20徳】
1、たんぱく質が白米より20%多い
2、脂肪に富んでいる
3、炭水化物は少しも劣らない
4、無機質が多い
5、ビタミンに富んでいる。特にBが多い
6、ジアスターゼがある。糠層に多く、消化を助ける
7、繊維質皮質が多い。便通をよくする。
8、完全食である。白米では鶏を養えば死ぬ。
9、玄米は生きている。白米は搗かれたときから死んでいる。
10、玄米は変質しない。果実でも皮を剥いておくと直ちに黴菌がつくのと同じ
11、味がよい。玄米は舌にのせたときは甘くないが噛んでいるうちに
甘味やたんぱく質の味や脂肪の味などなんともいえぬ味が生まれてくる。
12、咀嚼のよい習慣がつく。
13、食料が自然に減じてくる。
14、玄米にすれば1日2食にすることが自然にできる。
15、玄米は炊事が楽である。硬かったら二度炊きでき、炊き損ねがない。
16、副食物は簡単なものだけ玄米に適する。
複雑な味のものにすると玄米の味が消えてしまう。
17、嗜好が簡単になる。美食を忌むようになる。
18、玄米は小児でも病人でも婦人でも適用が自由で広い。
19、健康度が増す。抵抗力がつき寿命が延びる。
20、経済が楽になる。
二木博士の20項目は、玄米の効果が単に栄養だけではなく、
★噛む習慣が身につく。
★それで食べる量が減り、美食を嫌うようになり、
★生活習慣、嗜好も良好になり、
★経済的にも節約できて楽になる。
まさに玄米菜食は完全な食材であるということを身をもって証明した
科学者、医学者だったのです。