40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

玄米菜食 23 玄米菜食の玄米はいかなるものなのか 10 玄米のビタミンとミネラルが豊富  

このブログでは玄米菜食について再び、玄米菜食の中核であります

「玄米はいかなるものなのか」について書いています。

これまで玄米のエビデンスは、2年前の2019年3月1日から

同年6月まで玄米菜食としての「玄米エビデンス」を連載しています。

この内容とも重なることも多いのですが、今回、カテゴリーを新設し、

「玄米菜食ファスティングセラピー」として、

玄米菜食を中核としたファスティング講座として、様々な角度から書いていきます。

前半は、鶴見隆史医師の「正しい玄米食、危ない玄米食」(2017年発行)

の出会いが大きなきっかけになっていますので、これを底本に書いています。

聖書のブログもこのブログと同じくらいの期間、毎日、投稿していますが、

聖書はまず底本があって、それを使用しながら新たな記事を付け加え、

順序を変えていきます。

私もその手法でこれまで2つのブログを書いてきました。

これからもそのような方法で書いていきます。

 

さて、2年前に「玄米は完全食」だと玄米エビデンスで書きました。

まさにその通りで玄米は、白米に比べて栄養価が高く、

便秘やデトックスに効果があるともいわれており、

健康を気にする人たちは玄米食を始めている方も多くなっていますが、

これをファスティングに使用していかなと効果はかなり弱くなります。

つまり藤樹の宿方式の「超少食ファスティング」です。

すでに何度も玄米のエビデンスで書いていますが、

米食は、肥満や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病にも

効果があるといわれています。

その理由は、すでにこのカテゴリーでも書いてきたことですが、

玄米に含まれている栄養成分が白米より優れているからにほかなりません。

まず、先回、書きましたように玄米とは、籾殻(もみがら)だけ取り除いた状態、

つまり精米されていないのお米です。

白米は、「副栄養素」と呼ばれるビタミンやミネラル、

食物繊維などがバランスよく含まれている、糠層(ぬかそう)や胚芽(はいが)が

除去されています。

つまり、玄米にはそれらの栄養がすべて残っているのです。

玄米と白米を比べたとき、エネルギー源となる炭水化物や

たんぱく質の総量の違いはほとんどありません。

しかし、ビタミンやミネラル食物繊維などの副栄養素の含有量では、

それぞれ数倍から十数倍の差が見られます。

たとえば、100gの玄米には、ビタミンB1が0.41mg、マグネシウムが110mg、

食物繊維が3.0g含まれています。

これらを同量の白米と比べた場合、ビタミンB1マグネシウムは約5倍、

食物繊維は約6倍です。

では、玄米に豊富に含まれているこれらの栄養素が、

体の中で実際にどのような働きをするのか、それぞれ詳しく見ていきましょう。

まず、玄米に豊富に含まれているビタミンB群には、

代謝」を助け、体調を整える働きがあります。

お菓子やパン、麺類などで炭水化物を摂取したとしても、

ビタミンB群を補給しなければ、エネルギー化は進みません。

不足した状態が続くと、疲れやすくなるだけでなく、

便秘や消化不良、神経過敏や肌荒れなどの症状が出やすくなります。

また、ビタミンB群は代謝以外の面でも重要な役割を担っています。

玄米に含まれているのは、神経の機能を正常に保つビタミンB1

赤血球の形成や抗体の生産などに必要となるビタミンB2

神経伝達物質の合成を助けるビタミンB6など。

これらはすべて水溶性で、体にためておくことができないため、

毎日摂取する必要があるのです。

また、ホルモンの分泌を促してくれる「ビタミンE」も忘れてはいけません。

ビタミンEには自律失調症や生活習慣病の予防、血行促進などの体調を

整える働きがあります。

そして、鉄分やマグネシウム、リンなどのミネラルが多いのも、玄米の特徴のひとつ。

ミネラルには、カルシウムのように丈夫な歯や骨を作り、

血液をきれいにする働きがあります。

適切に摂取しないと、

骨粗鬆症や貧血、神経過敏や食欲不振などの症状を招きやすくなります。