40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

健康リスクマネジメント 123 病気を予防する 18 予防医学の基本 07 マクロビオティックの基本「玄米菜食」 

マクロビオティックの基本は「玄米菜食」です。

玄米が体によいと言われているけど、

具体的にどんな風によいのか知らないという方も多いのではないでしょうか?

「玄米菜食」の効果や注意点について説明しましょう。

マクロビオティックの玄米菜食とは

肉類などの動物性たんぱく質をできるだけ避ける食のライフスタイルです。

その代わり、食生活の中心になるのが「玄米菜食」です。

玄米は精白された白米に比べると、ビタミンやミネラル、食物繊維が非常に豊富です。

また菜食は、旬がはっきりしていることに加え、

野菜それぞれが持つビタミンなどの栄養素と、

身体を冷やす、温めるといった特性を活用するには最適の食材です。

このように「玄米菜食」はマクロビオティックの原則で導き出された食材といえるでしょう。

マクロビオティックには、二つの基本的な原則があります。

ひとつ目が「身土不二」です。

身土不二」は簡単に言えば、身体と土地は一体であるという考え方です。

これを食生活に置き換えると、人間が暮らす土地の食材、しかも旬のものを食べるということ。

実は野菜は取れた瞬間がもっとも栄養が豊富で、

時間が経つと水分だけでなく栄養素も失われてしまいます。

そのため、遠くの産地のものではなく、土地で取れるものを食べるというのが

栄養補給という点でももっとも効果的です。

マクロビオティックのもうひとつの原則が「一物全体」。

これは自然の恵みを残さず丸ごといただくというものです。

通常なら捨ててしまう葉や皮、根などにも含まれている栄養を逃さずいただくというのが

マクロビオティックの特徴です。

さらにマクロビオティックでは「陰陽調和」を重視します。

これはすべてのものに陰陽があり、バランスをとることが大切という考え方です。

身土不二」「一物全体」「陰陽調和」を考えることが

マクロビオティック生活の基本となります。

マクロビオティックを実践することには、様々なメリットがあります。

過剰なカロリー摂取を防ぐことによるダイエットや生活習慣病の予防、

ビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に摂取することで

体質改善を目指すことにもつながります。

さらに、正しい食生活を送ることで生活習慣が改善され判断力や決断力がアップする、

自分の生活する土地や環境に対する意識が高まるなど、

精神的・社会的にもメリットがあります。

マクロビオティックを実践するときに中心となるのが玄米食です。

そもそも玄米とは、稲穂に実った米の中から、もみ殻だけをむいたもの。

通常はその状態から精白を行い、ぬかや胚芽などを削り落とし、白いお米となります。

しかし、玄米は精米を行わないため、ぬかや胚芽などが付いたままの状態です。

実はこのぬかや胚芽が非常に豊富な栄養を含んでいます。

たとえば、白米と比較した場合、玄米にはビタミンB1やビタミンEが非常に豊富です。

さらに注目したいのは、玄米のぬか層に含まれる栄養素。

玄米のぬか層にはフィチン酸やガンマ・オリザノールなど、

抗酸化作用や免疫力アップに役立つ栄養素が数多く含まれています。

また、胚芽は非常に栄養価が高いことでも知られていて、

カルシウムや鉄分、亜鉛といったミネラルも豊富です。

これらのミネラルは日本人には不足しがちな栄養素といわえ、

サプリメントによる補給も進められるほど。

そのため、玄米食を生活に取り入れることは、様々なメリットがあります。