玄米菜食 05 玄米菜食の玄米は、日本でどう評価されているのか 02 米などを食べない糖質ダイエット01 超危険な糖質制限ダイエットとは
昨日の日本の米減少の記事で近年では、
「太らないためには、炭水化物は取らない方が良い」といった
糖質オフダイエットブームも起こっているのも影響しているとありましたが、
この「糖質オフダイエットブーム」は大問題です。
その問題についてもう一度、まとめておきます。
まず「危険極まりない糖質ダイエット」と題して
2019年6月19日からカテゴリー「ダイエット研究と評価」で
28回に渡って連載しました。
少し引用してみましょう。
6/19記載のものです。
・・・「糖質制限食ダイエット」が世間一般に注目されてきたのは2013年頃で、
2018年に生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研が調べた結果、
ブームが続く、糖質制限ダイエットの実態を調査では、
ダイエッターの約6割が糖質制限の経験アリ!と答え、経験者のうち、
痩せた人は7割以上だということです。
ではどのような糖質制限ダイエットかという調査では、
その名の通り「糖質」を控えるダイエット方法ですが、
どこまでの糖質を制限するかは人によって異なりますが、
一般的には、お菓子やジュースといった砂糖の量が多いもののほか、
ごはん・パン・麺類などの炭水化物を制限するケースが大半です。
2012年~2013年頃から注目され、その後さらに認知が拡大し、
特にここ数年は一大ブームと言えるほどの人気を集めています。
しかし一方で、糖質制限ダイエットのやり方次第では、途中で挫折してしまったり、
集中力がなくなるなど日常生活に支障をきたしたりするといった
声も聞こえるのが現状です。
さらに調査では、過去1年の流行ダイエット、
1位は「糖質制限ダイエット」! 経験者も6割近くになっています。
「過去1年以内に流行したと思うダイエット法」を聞いたところ、
「糖質制限ダイエット」が81%で最多に。
続く「プチ断食・ファスティング」(50%)、
「筋トレダイエット」(37%)、「スクワットダイエット」(28%)、
「スロージョギングダイエット」(20%)、「ヘルシースナッキング」(16%)など
に大きく差をつけて1位になっています。
さらに、実際に「糖質制限ダイエットに挑戦したことがある」と答えた人も
56%にのぼっており、
6割近くのダイエッターが糖質制限ダイエットの経験者であることがわかりました。
経験者たちにダイエットの結果を聞くと、
「痩せることはできたが、目標体重には到達できなかった」(52%)
という人が最多で、「目標体重に到達し、ダイエットに成功した」と答えた人は
5人に1人(20%)という結果に。
糖質制限ダイエットにより
体重が減少した人自体の割合は合計で7割を超えていますが、
道なかばであきらめてしまう人も多く、
理想の体重まで痩せられた人は少数派のようです。
実際に、「糖質制限ダイエットは、
目標達成前に挫折してしまいがちであると思いますか?」という質問では、
実に83%が「そう思う」と回答。
実際に、過去の糖質制限ダイエットで
「目標体重に達する前に挫折したことがある」人も80%にのぼりました。
今、私が運営する「古民家ファスティング藤樹の宿」には、
糖質ダイエットで失敗した方が何人も来ておられます。