40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ダイエット研究と評価 07 平成ダイエット史アラカルト 07 一番長生きのダイエット「糖質オフダイエット」を斬る 06 寝たきりのリスク 

2014/02/17週刊現代05

 

「高齢でも、体型がどうしても気になる、という人はたくさんいると思います。

そういった人は、甘い菓子などの炭水化物の間食を辞めるだけで、

大きな効果が得られるはずです。

高齢者にとって、タンパク質は何よりも重要で貴重な栄養素。

糖質制限のやりすぎで、不足する糖を補うためにタンパク質を消費することは、

絶対に避けるべきなのです」筋肉だけでなく、

臓器や皮膚や骨、血液に至るまで、人体のすべての細胞はタンパク質でできている。

そして細胞は、1年後にはすべて新しい細胞に生まれ変わる。

「高齢者は消化吸収能力が落ちているため、

男子高校生より体重1kgにつき必要な1日のタンパク質の量が多い。

そうでないと、体が維持できないからです。

そんな高齢者が糖質制限をすれば、内臓組織の原料となるタンパク質が不足し、

体はどんどん老化します。

だから原則的に、糖質を減らしてはいけない。

やるとしても、おやつなどの間食を抜くだけにする。

高齢になったら、糖質とタンパク質、両方のバランスをよく考えて

食事をすることが望ましいのです。

大事なのは、ダイエットは何のためにするのか、ということ。

見た目だけが少し良くなったとしても、

肝心の健康を損なったのでは何の意味もありません。

ぜひこのことを念頭に置き、自分の身を守っていただきたいと思います」(佐藤氏)

特に高齢世代は、ブームだからといって

糖質制限」に飛びつくと、寝たきりのリスクが劇的に高まることを忘れてはならない。

 

 

これまで週刊現代で書かれた警告を紹介してきましたが、

これから本質的な問題を取り上げていきます。

2014年の特集から5年が経過していますが、

このダイエットはますます増加しています。

それはライザップの影響です。

このダイエット法も徹底した糖質ダイエットなのでかなり危険です。

そのあたりを徹底的に追求し、連載していきます。