40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ホーリースピリチュアル・ファスティング 63 ファスティングの極みにいく 12 最高の祝宴となる最高のファスティングを伝える使命 

藤樹の宿で最も多いファスティング滞在日は、3泊4日ですが、

理想的には1週間です。

それは日曜をホーリーディというように聖なる1週間の最初の日であり、

7は完全数だからです。

1週間でファスティング

プログラムしていただく方が増加していただくように願っています。

修道院の断食」では修道院で7日間ファスティングを終えた最後の言葉はこうです。

 

・・・7日間で私を元気にしてくれた。それは私の心が開かれた。

心が開かれれば、人は強くなることができる。

また断食は沈黙が話すための用意であるように、

次なる活動に向けての用意である。

断食という苦行は、どんな苦行がそうであるように2つの部分から成り立っている。

まず、それは私たちの気持ちを滅入らせる。

断食は当初、大きな損失のように思われる。

自分にとって習慣となっていたこと、

好ましく、大切なものを断念しなくてはならないのだ。

だが、突然、次の段階が訪れ、言葉では説明できない体験をするのだ。

まるで地上での損失が神の利益に変わるかのように。

最初に滅入らせていたことが、この段階では私たちを立ち上がらせるのだ。

そして断食のあと、私たちはきっぱりと眼差しを前に向けることになる。

私たちは過去からも、悲しみからも解放され、

いつも頭から離れなかった痛み(苦しみ)からも解き放たれるのである。

長い間、背負い込んでいたもの、自分にこびりついていたもの、

自分にこびりついてはなれなかったもの、

すべて断食によってそのすべてと決別する。

私たちを押さえつけていた重みは、実は自分自身の重みだったのだ。

断食は私たちの間違った自己愛から解放して、

軽やかにしてくれるのだ。

断食は今の自分から飛び出して、私たちは真の自己実現を果たすのだ。

断食をしたあとには、新たな自信がわいてくる。

自分でそれを感じるし、周りの人たちもそれに気が付くのである。

断食は、外界に対しても、自分自身の心と体に対しても、

感覚を鋭敏にしてくれる。

そのことを私は身をもって知ることができた。

こうして自ら進んで行った断食は、

ほかのどんなダイエット、健康法よりも容易で効果があり、

最後には、また楽しい食事にいきつくのだ。

どれほど私は新鮮な感覚で、

食べ物の香りをかぎ、味わい、感じることができるだろう。

さらにそれ以上のことがあるのだ。

それはわずかのことだけかもしれないが、

ともかく断食をする人は、常に何か超自然的な存在を感じるのである。

それは地上の生命を超えた何かである。

カトリックの断食の季節、四旬節の40日断食の終わりには、

もっとも大きな喜びの大きい復活祭がある。

これ以上、華麗さ、これ以上の輝き、

これ以上の力をもった祝祭はこの世にはないのだ。・・・

 

これまで63回にわたり、

ホーリースピリチュアル・ファスティング」を書いてきました。

このファスティングを正しく伝えることが私に与えられた使命なのでまた、

いつかこの続きを書くことがあるでしょう。