健康リスクマネジメント 242 空腹は最大の力なり 18 空腹時間のメカニズム
オートファジー効果は空腹時間を16時間おけば、活発化しないようです。
睡眠時間中は断食状態なので、加えて超少食ファスティングを日常的にすれば、
オートファジー効果で細胞は生まれ変わるということです。
青木医師はこのオートファジー効果を生かした食事法の根幹を
1・睡眠時間 + 1日数時間
2・起きている残りの16時間の半分、つまり 6時間
3・この6時間を何も食べない時間を創出する
この16時間以上でオートファジーが活発に動く・・
これをせめて週1回、週末にしましょう。
空腹になれない場合、ナッツ類ならばOK
これが青木医師の方法です。
このメカニズムを説明しておられますので
空腹が体にいかにぜっだいな効果が出るか
1・内臓の働きが良くなる
2・内臓の疲れがリセットされる
このことで下痢、便秘、アレルギー体質、体調不良が改善される
3・活性酸素の量が減る
4・脂肪の分解が始まり、体内の余計な脂肪分が分解されて減っていく
5・血液中の資質が減り、圧迫されていた血管が解放され、糖質が20%減少する
そのために血管、血液の状態が改善され、
高血圧、血行不良にともなう体調不良も改善
6・オートファジーで健康な体を手に入れることができる
炎症から神経細胞を保護してくれる
このようなメリットを挙げておられます。
では空腹時間の設定は
A・睡眠時間も断食時間に組み込む
日本人の平均睡眠時間は7時間42分だそうです。
そうすると16時間空腹から8時間を引けば、
起きている時間帯に8時間の空腹時間 帯をいかに創出するかです。
B・体内時計に合わせる
人間は体内時計が組み込まれていますので、昼間は活動し、
夜間は休むというように なっています。昼間は交感神経が優位になり、
体温があがり、脳や体を緊張、興奮させまるアドレナリン、
抗ストレスホルモンのコルチゾールが分泌され、
体は「活動モード」になりますが、夜は、副交感神経が優位になり、体温が下がり、
睡眠を促すメラトニン、成長ホルモンなどが分泌され、体は休息モードになります。
ゆえに活動して、エネルギー消費の多い昼間に食事をとる。
休息に入る時間は食べ物を控えるという体のリズムに合わせるのです。