40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

健康リスクマネジメント 243  空腹は最大の力なり 19 空腹を満たすナッツの効用 01

夕食をとって3時間から4時間後に6~8時時間の睡眠=断食(空腹)で、

残り、8時間をいかにあけるかです。

いきなりこの時間、何にも食べないのでは空腹に我慢できない方のために、

青木医師は、ナッツをすすめています。

保健指導ガイドによれば、このようにナッツの効用が書かれています。

 

アーモンド、クルミカシューナッツ、ピスタチオなど、

日本人にも身近な食材として親しまれているナッツは、

健康的な食品として注目されている。最近の研究で、

ナッツが心筋梗塞などの心疾患やメタボリックシンドロームの改善に役立ち、

がんを予防する効果もあることが分かってきた。

 ダイエットやアンチエイジングの効果がある健康的な食品として、

ナッツに熱い視線が寄せられている。百貨店の食料品売り場には専門店が登場し、

コンビニエンスストアの棚に陳列されるナッツの種類も増えてきた。

「ナッツは現代人に必要な栄養素が多く含まれており、

メタボリックシンドロームやがんを予防する効果がある」と

いう研究が相次いで発表された。

ナッツは、脂質を多く含む多脂性食品で、少量でもカロリーの多い食品だが、

不飽和脂肪酸、カルシウム、カリウムマグネシウム、食物繊維などの栄養素が

豊富に含まれており、

メタボリックシンドロームや高血圧などの予防に効果的であることが、

過去の多くの研究で確かめられている。

ナッツ類に含まれる抗酸化作用をもつ栄養素やフィトケミカルが、

善玉のLDLコレステロールを低下させ、

善玉と悪玉のコレステロールのバランスを改善すると考えられている。

ナッツ類に含まれるフラボノイド、レスベラトロールなどのフィトケミカルには、

血管や細胞を傷つけ、動脈硬化などを引き起す活性酸素を抑える抗酸化作用がある。

FDA(米国食品医薬品局)は、ナッツ類について「1日に1.5オンス(42g)を食べると、

心筋梗塞などの心血管疾患のリスク低下に効果的です」と表示することを認めている。

また、「DASHダイエット」は高血圧の予防、改善のために開発された食事スタイルで、

玄米や全粒パンなどの全粒穀物や、低脂肪の肉や乳製品、

豆類などを積極的にとることが勧められている。

このDASHダイエットにナッツ類が取り入れられている。

専門家はひとにぎり(28g)のナッツ類を毎日食べることを勧めている。

アーモンド、クルミカシューナッツ、ヘイゼルナッツ、

マカダミアナッツ、ブラジルナッツ、ピスタチオなどのナッツ類を食べると

体重の増加を抑えられ、

メタボリックシンドロームや心血管疾患のリスクを下げられるという調査結果を、

米国のルイジアナ州立大学の研究チームが発表した。

ナッツ類を摂取すると、体格指数(BMI)と収縮期血圧が低下し、

血糖を下げるインスリンの効きが悪くなるインスリン抵抗性が改善し、

善玉のHDLコレステロールが上昇するという。

研究チームは、米国健康栄養調査(NHANES)の2005~2010年のデータを調査し、

1万4,386人の19歳以上の男女の参加者のデータを解析した。

「参加者の6.8%が、ナッツ類を毎日摂取していました。

少数と思うかもしれませんが、米国の全人口に換算すると、

およそ1,200万人がナッツ類を食べている計算になります」と、

ルイジアナ州立大学農業センターのキャロル オニール教授は言う。