40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

健康リスクマネジメント 226  空腹は最大の力なり 02 日本は食べ過ぎのゆえにGAFAに勝てない

青木医師は序文で「ものを食べない時間をつくる」

つまり空腹時間をつくるということを提言しています。

空腹とはお腹ペコペコではなく、食べない時間をもうけた時間帯のことなので、

つまりファスティングのことです。

船瀬さんが「できる男は超少食」を数年前に書いていますが、

このサブタイトルも「空腹こそ最大の力が出る」であり、

ここで紹介された方々は、第一線で活躍する

タモリ、ビート武、水谷豊や星野リゾート社長、オバマ元大統領、ビル・ゲイツなどでした。

あれから数年後、超少食ファスティングはかなり定着してきています。

そして青木医師の「「空腹こそ最強のクスリ」で超少食ファスティング

さらに拡大していくことは実に素晴らしいことです。

この空腹を作り出して、新しい創造の業を編み出している民族がユダヤ人でしょう。

彼らがバックボーンにしている聖書に登場する

イスラエルに最初に統一王国をつくったダビデ青年は、

初代の王として預言者サムエルに任命されたサウル王の妬みを買い、

執拗な迫害を受け、

ユダの荒れ野(砂漠)を逃亡する記録がサムエル記に詳細に書かれています。

そこを読みますと、ダビデと従者たちはほとんど空腹状態でしたが、

むしろダビデ一行はかなり強かったことが書かれています。

そして盤石のイスラエル王国はこの空腹の時代を生き抜いたダビデで完成されます。

荒れ野で逃亡した時も断食をわざわざして祈り、

世界で最も読まれている詩編の多くを創作しました。

イスラエルダビデの星を国旗としていますから、

イスラエルは世界一の先端技術を生み出し、GAFAの中核を担っています。

それはまさに空腹時間の有効活用、すなわちファスティング

4000年間、培ってきた賜物なのです。

であれば日本が世界的な技術革新を生み出すためにも空腹こそは

最大の力であることに早く気づき、

食の革命から開始しないと到底、GAFAには勝てないことになります。

まず超少食ファスティングを日本に定着しないと

GAFAにますます差をつけられていくのみです。

さて、青木医師は、空腹の時間を生み出しますと内臓を休めるだけではなく、

10時間以上となれば肝臓に蓄えられた糖がなくなり、脂肪が分解され、

エネルギーとして使用されるようになり、16時間を超えれば、

体に「オートファジー」という仕組みが働くのだという提案です。

つまり「オートファジー」が働くには、

細胞内の古くなったたんぱく質が新しく作り替えるという

「オートファジー」そのものが働くのだといいます。

これは藤樹の宿でこの3年半の間、

ファスティングに来会される方に言い続けてきたことなのです。

青木医師のこの本が私の主張を支援してくれるものとなっていますので助かります。

では青木医師はどのように語っているのかです。

まず体の不調は、細胞が古くなり、壊れたりすることで起こるものですが、

とくに細胞内のミトコンドリアが古くなれば、

細胞にとって必要なエネルギーが減り、活性酸素が増えます。

しかし、「オートファジー」が働ければ、古くなり、

壊れた細胞が内側から新しく生まれ変われば、

病気は遠のき、老化の進化を食い止めることができます。

ならば空腹時間を置くことに最適の超少食ファスティングこそ

オートファジーを最大限に働くようにできるのです。