40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

健康リスクマネジメント 225  空腹は最大の力なり 01 3食という食べ過ぎの弊害   

今、健康本でベストセラーは「空腹こそ最強のクスリ」でしょう。

現在、25万部発行されています。

藤樹の宿の提唱している「超少食ファスティングは、

この本の内容にかなり近いものなので、紹介しつつ、

こちらの編み出した方法との違いも書いていきます。

最近、この本を読んで実践しているという方の来会も多いので、

空腹にする意味について考えていきましょう。

著者の青木医師は開業医で40歳の時に舌がんを体験しています。

その体験をベースにして編み出された健康法でしょう。

まず序文で提案されているのは、1日3食は食べ過ぎだということです。

つまり1日3食そのものが食べ過ぎなのだという指摘は正しいのです。

私は食べ過ぎこそ病気の根源だと思いますので、

まず1日3食を変革することだという青木医師の主張は正解なのです。

3食の中でも外食が多い方ほど高カロリーになりますので

必要なカロリーの2、3倍も摂取していることが多いのです。

先般も有名なホテル内の温泉にいきましたが、

私と同年代か10歳位、違う男性の多くが

典型的なメタボタイプの太鼓腹の方が多くて驚きました。

ここはバイキングが売りのホテルでした。

そしてバイキング会場でもまさに高カロリーのものを

お皿に山ほど盛りっておられました。

おそらく日常に食生活も同じでしょう。

食べ過ぎは

1・内臓の疲れ

  これは内臓の働きが低下し、栄養が吸収できず、

  老廃物が排出できないことになります。

2・肥満

  食で摂取した糖質、脂質は脳や筋肉、内臓が働くためのエネルギーとして使用され

  るのですが、あまったものは筋肉、肝臓に蓄えられます。

  その貯蔵庫であふれたものが脂肪細胞に蓄えられます。

  問題はその内臓脂肪から、悪玉ホルモンが分泌されて、

  血糖値の上昇、高血圧や血栓がつくられていくことです。

  そして悪玉ホルモンから慢性炎症状態を生み出し、がんを誘発します。

 

そして活性酸素が増加していくためがんなどだけではなく、

糖尿病、高脂血症などの

動脈硬化性疾患、脳出血脳梗塞狭心症心筋梗塞などの虚血性心疾患になるのは、

このブログで何度も指摘していることです。

そして1日3食だと糖質が多くなります。

パンや白ご飯など毎日3食しっかりたべた上にデザートとコーヒーでは、

糖質過剰になるのは当然です。

問題はこの糖質が血糖値を急上昇させることです。

するとすい臓からインスリンというホルモンが分泌され、

逆に血糖値が下がるのです。

このことも何度も書いてきたことですが、

糖質の摂りすぎで血糖値の高い状態が続けば、細胞はインスリンを受け付けず、

すい臓はインスリンを出そうとして疲弊し、2型糖尿病の再発となります。

この病気なれば、全身の血管がダメージを受け、

網膜症、腎症、脳梗塞認知症、がんになるリスクは相当、高くなるのです。

(「食べなし投資」10/12-13を参照してください。)