40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

健康リスクマネジメント 224  食べない投資 24 最大の「食べない投資」はファスティング

「食べる投資」(満尾正著)のラストは

ファスティングを定期的にする」ことが

まさに米国先端医療の最高の提案であるということを書いておられます。

昨年の12月に発行され、

本年2月で5刷なのでかなり読まれている健康本だといえます。

中身は今回、44回に分けて項目ごとに解説してきました。

ここで満尾氏が提案されていた内容はネットを検索すれば書かれてある内容は、

すべて分かります。

私も今回、記事の大半はネット情報を参照させていただきました。

しかし、満尾氏の提案はその切り口が重要で、

最後に「ファスティングを定期的にする」ことで締めておられるのは、

ファスティングが注目されていることなのです。

さてこのラストで「食べることを休む」ことが投資になる、

つまり短期的な絶食(ファスティング)が最近の研究で、

慢性炎症の改善になる研究が明らかになっているといいます。

それは12名の健康な人を数日間、絶食させて前後の血液細胞の変化を調べたら、

血液細胞のひとつ「単核球」が減少するという傾向が確認されたというのです。

つまり炎症が鎮火すれば減り、緩和されるということのようです。

また別の調査では、食事と食事の間が長いほど

健康寿命に効果的であるという研究結果があるとのこと。

つまりインターバルを長くすればいいので、

満尾氏が提案されているのは、スムージです。

これを3回飲む週末だけファスティングするプチ・ファスティングの提唱です。

ようは空腹時間を置くということなのです。

それで次回は「空腹こそ最高のクスリ」という

今、健康本ではベストセラーとなっている本を紹介していきます。

いずれにしても米国先端医療の最高の提案書と命名して

出版された「食べる投資」という本は、

コロナ以後、ビジネスマンの最大の投資は

ファスティングにあることを提案していただいたことは

画期的なことであると思います。

私たち藤樹の宿が「超少食ファスティング」を提唱してきたことは、

米国先端医療の最高の提案として確証できたということにほかなりません。

コロナ禍でビジネスの世界も大変革期を迎えています。

そして企業はこれまで以上に社員の健康をいかに管理するのか、

社員一人一人のパフォーマンスをアップしていくことに投資をする時代が、

ようやく到来したと思います。

そして満尾氏の提案は、現代型栄養失調でした。

本来必要な栄養素が不足し、不必要なものばかり過剰になる珍現象、

つまり異常な食べ過ぎ症候群が、

何と50年も高度経済成長以後、続いていることです。

この連鎖を断ち切るのは、ファスティングしかないのです。

少なくとも世界で55%を占めるキリスト教(といってもカトリックだけ)と

イスラム教では、

年1回は30日から40日のファスティングを神との契約なので実行していることです。

日本にはそのような宗教的なエートス(習慣)がありません。

ですからファスティングを様々な形で提唱していかなければならないのですが、

「食べる投資」(満尾正著)でその締めくくりとして、

ファスティングを定期的にしていこうと

全国のビジネスマンに発信していただいたことに感謝したいと思います。

この続きをぜひ期待しています。

さらにビジネスマンが

なぜファスティングをしなければならないのかを書いていただきたいものです。