間違いなく体を壊す危険な添加物とは 01 健康は「投資」なのです
「健康は投資」なのだということを71歳になってようやく分かってきました。
私も30年前までファイナンシャル・プランニング(FP)の仕事をしていましたので、
来会者の方には、「ライフ・プランニング」を提案させていただいています。
たとえ1泊の方でもお渡ししていますが、
このプランニングをベースに家に戻られてから、
超少食ファスティングしていただければ、目的は達成されるからです。
人生100年時代、
これからの残された生涯の中で食生活の指針としていただきたいという
切なる思いから、その提案書を書かせていただいています。
その中でつくづく「健康は投資」だということを切実に感じています。
投資とは英語でinvestmentといいます。辞典にはこう書いてあります。
・・・主に経済において、将来的に資本(生産能力)を増加させるために、
現在の資本を投じる活動を指す。
広義では、自己研鑽や人間関係においても使われる語である。
どのような形態の投資も、不確実性(リスク)が伴う。
一般に、投資による期待収益率が高い場合、不確実性も高まる。
この一般則に反する取引が可能な場合、裁定取引が行われ、
収益率の低下またはリスクの増大が起こる。・・・
とあります。残念ながら日本では投資詐欺が横行し、
投資という言葉がマイナー的になっていますので、
ようやく日本は公立高等学校の家庭科授業で
「資産形成」の視点に触れるように規定され、株式や債券、投資信託などといった、
基本的な金融商品の特徴を教え、
将来に備えた資産形成の重要性にも踏み込んだ投資教育がなされるようです。
しかし、藤樹の宿では、「健康投資」という考え方を正しく伝え、
何を毎日、投資していくのか、
またしてはならないのかを時間をかけてお話をしています。
その一環として食品添加物について触れていますが、
詳しく語ることは時間的に無理なので、
今回から何回になるかわかりませんが、
「健康投資・食べてはいけないもの」というカテゴリーで
添加物問題を連載していきます。
そのテキストは「体を壊す10大食品添加物」(幻冬舎新書)からです。
渡辺さんの「食品添加物危険度事典」など
参考にさせていただくことが多いのですが、
2013年に出されたこの本はその中でも分かりやすいものなので
用いさせていただきます。
渡辺さんの添加物関連の書籍で日本は添加物王国であることを教えられてきました。
その添加物たるや1500種類で
一生に日本国民は何と7tの添加物を食べさせられている有様です。
私たちはスーパー、コンビニ、ドラックストアーなど
いつでも食べれるという便利な時代なのですが、
添加物まみれの生活になっています。
今年の東京オリンピックで日本に来られた報道関係者は
24時間のコンビニ営業と素晴らしいサービス、
そしてどこにも置いてある様々な自動販売機は
日本の金メタルものだという高い評価でしたが、
これだけの食品、すべて添加物の宝庫なのです。
また、私も自動車で5分のところに
「プラント」という大きなスーパーがありますが、
買い物をしている方たちを見ていますと、
添加物をチェックしている方は皆無なのです。
まず添加物などおかまいなしに買い物かごに入れておられます。
また、藤樹の宿に来られる方でもそのような方が多いので、
今までも話をしていますが、少なくともこれから連載する10の添加物ぐらいは、
あなた自身を病気から守るために、
記憶に止めて、買い物をしていただきたいと切望しています。