40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

健康リスクマネジメント 227  空腹は最大の力なり 03 空腹に気づいた青木医師の根拠は不明だが 

空腹時間、つまり、超少食ファスティングをすることで何が体に生じるか、

青木医師は次のように序文でかいています。

 

1・内臓の疲れがとれて内臓機能が高まる

2・血糖値がさがり、インスリンの適切な分泌が促され、血管障害が改善される

3・脂肪が分解され、肥満が引き起こす様々な問題が改善される

4・細胞が生まれ変わり、体の不調や老化の進化が改善される

 

という体のリセット効果が生まれるとまとめておられます。

私は常々、超少食ファスティングすることは体のリセット効果だと言ってきました。

昨日書いた、ユダヤ人が4000年間も守り続けている安息日はまさに体の休息であり、

リセットなのです。

これを4000年間してきた集積であるGAFAに日本が勝つには、

せめてユダヤ人のように体の休息、

リセットをする超少食ファスティングから始めないと、

到底、勝てないと常々、語ってきました。

つまり空腹もできない、つまりセーブできないような民族は、

滅亡あるのみだというのは、ローマ帝国衰亡史を見れば明らかなことなのです。

さて、次に空腹以外は何んでも食べていいというのが、青木医師ですが、

お腹が空けばナッツというのは

まさにこれぞユダヤ人が4000年間もやってきたことなのです。

このことは青木医師は、全くご存じないかもしれません。

さて、オートファジーを働かせるのに何でも食べていいというのは大きな間違いです。

日本はこのようなズボラな提案が大好きなのです。

それが今、大人気の糖質オフダイエットです。

これも糖尿病患者のために編み出されたにもかかわらず、ダイエットに応用され、

ずいぶんあいまいであり、ズボラ族に適しているということで長年、

すたれることがない、人気のダイエットとして人気があるわけです。

このズボラがGAFAに勝てないのです。

何でも空腹以外に食べるのはそこに食のルールがありません。

結果的にはこの青木医師の提案では絶対にGAFAには勝てません。

ユダヤ人とまではいかなくとも日本人に最低限の玄米菜食のルールを創出し、

何でも食べてよいのでは困ります。

舌がんに40歳でなった時にあらゆる書籍、

論文をよみあさり生活習慣病(主に糖尿病)の患者さんの治療の経験を踏まえ、

「どのような食事であればもっとも無理なく、ストレスなく、

病気を遠ざけることができるか」を真剣に考え、

その結果としてたどりついたのが空腹を利用すること、

空腹を活用することだったいうことです。

そして青木医師が4ヶ月間、

ナッツを食べるファスティングをされてお腹は確かにへっこみ

体が慣れてきたと言いますが、

このナッツを食べるファスティングは誰の論文なのか、今の時点で不明です。

しかし、もしユダヤ人の論文を読んでおられたらこのことは

明文化してほしいものです。多くの論文を読み漁ったということですが、

ユダヤ人の健康法をしっかり学ばれたならば、

必ず、ナッツを食べるファスティングにいきついたと思います。

しかし、そうでなければなぜナッツを食べることになったのでしょうか。

藤樹の宿も修道院の断食を研究していますが、

その中でナッツを食べるファスティングに辿り着いたのですから。