40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

健康リスクマネジメント 229  空腹は最大の力なり 05 惰性で食べる1日3食の弊害  

しかし、3食とっている人の多くは

食べ過ぎているという実感がない方も多いのですが、果たしてそうでしょうか。

まず、3食に慣れて慢性化していることが原因です。

しかし、食べた後に疲れを感じたり、だるくなったり、眠くなったりすることも多いはずです。

とくに昼食です。食事後は消化のために血液は胃に集まるので、

血糖値が上昇しますので少しは眠くなるのです。

しかし、ここに疲れや眠気はひどくなる場合、

胃腸をはじめ内臓が弱くなっているのです。

それは胃腸が働かせられ続け、疲弊しています。

そして休む暇もなく、次から次へと運ばれて来るので消化できず、

未消化のまま腸にたまり、腐敗してて、有害物質が発生し、腸内環境が悪化します。

すると腸の働きはますます悪くなるという悪循環になります。

そして疲弊は肝臓にもあらわれます。肝臓は食べ物を解毒する働きをしますし、

食べ物から得たエネルギーを蓄える働きをしますが、食べ物が休むことなく、

運ばれてくるのですから大変です。

そして内臓の疲れや腸で発生した有害物質、肝臓で分解できなかった毒素が

体に様々な不調をもたらすのです。

ゆえに疲れや眠気はひどくなる場合には、疲れのサインということになります。

また、ご飯、麺類、甘いお菓子など食べ過ぎますと血糖値が上がります。

そうなると体に様々なダメージが生じるために、

すい臓からインスリンというホルモンが分泌され、血糖値を上げようとします。

ゆるやかに上がるのならまだしも、急激な上昇は、血糖値を下げようとし、

インスリンが大量に分泌されますので、血糖値が必要以上に上がるのです。

そのような血糖値の乱高下で体はだるくなり、いらいらしたりするようなことになります。

このような状態が続くと慢性化し、糖尿病になっていくのです。

ゆえに食べた後に異様な眠気、だるさが続いている場合、

血糖値が慢性的に高くなり糖尿病予備軍です。

では高齢者でなぜ1日3食がなぜ多いのかです。

 

・昔からの習慣だから

・仕事の付き合いでランチ、夕食飲み会など断れない

・家族の残り物をもったいなく、捨てられないのでついつい食べてしまう

 

つまり食欲がないのに上記の理由で無理して食べていますとやはり、

眠気、疲れ、だるさが続いてしまうのです。

食事とは、健康を維持するために体に必要な栄養分を必要な分だけ摂取することをいいます。

ゆえに習慣と惰性で体が必要としていないのに、

なんとなく食べているとはあまりにも自分の体を酷使し、ダメージを与え、

病気なっていたのではお笑いものです。

内臓は休息を求めているにもかかわらずに続けれいるのでは話になりません。

しかも年齢を重ねれば1日あたりのカロリーは

少なくなっていくのは当然なのに3食とはもう悲劇です。

1日3食の常識をまず外すべきです。

人間の体は、食べ物が胃の中に滞留する時間は

平均、2~3時間で脂肪分が多い肉類などは4~5時間だといわれています。

また小腸は胃から送られて消化物を5~8時間かけて分解します。

そして栄養分の8割を吸収し、大腸は、小腸で吸収されなかった分を

15時間から20時間をかけて吸収する仕組みです。

そうすると1日3度の食事では朝食から昼食までの間隔は4から5時間、

昼食から夕食まで6から7時間程度なので、

まだ未処理のまま次の食が運ばれてきます。

まさの胃腸は休む暇もなく増々、疲弊していくのです。