40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ファスティング(断食)で救国をー24-日本は森鴎外の失敗を再び繰り返す

明治時代に超秀才として名を馳せた一人に森鴎外がいます(1862-1922年・60歳没・日本の明治・大正期の小説家、評論家、翻訳家、陸軍軍医、官僚。本名は森 林太郎)。

 

東京帝国大学医学部を首席で卒業した秀才でしたが、陸軍軍医としてドイツで学び、あのフォイトに学び、日本に近代栄養学によるドイツ医学を導入しました。

 

日本は江戸時代から江戸病という脚気が流行っていました。脚気について武田薬品のサイトにこのような説明がありました。「脚気は、ビタミンB1が不足して起こる疾患で、全身の倦怠感、食欲不振、足のむくみやしびれなどの症状があらわれます。古くは江戸から昭和初期まで多くの死者を出しましたが、ビタミンという栄養素について研究が進んだ現在では脚気にかかる人はほとんどみられなくなっています。

 

しかし、インスタント食品中心の生活をしている現代人に再び脚気予備軍が増えているといわれています。」このように脚気の原因はビタミン不足が明確でしたが、鴎外はこれをフォイト流に感染病として肉食を礼賛したため、日露戦争では戦死者は10万人出ましたが、残念ながら脚気で9万人が病死をしてしまう悲劇に見舞われたのです。鴎外の陸軍軍医の判断ミスで9万人の貴い命が失われました。

 

私の祖父は日露戦争に従軍し、義祖母はノモンハン戦争の従軍看護婦でしたので、よく戦争体験を聞きましたが、鉄砲の弾に当たって死んだ戦死の10倍は病死であったと聞かされていましたので、このような一人の判断ミスはとんでもない国家損失となりました。

 

しかし、同じような悲劇は今も続いていませんか。それはフォイトの肉食信仰の呪縛から解き放たれていない事実があるからです。「チャイナ・スタディ」を書いたキャンベル博士は、750の科学にもとずく検証の結果、「肉食はガンで早死にする。他にも心臓病、糖尿病、脳卒中が驚くべきほど多発する」と断言しました。

 

どうしてそうなるのか、まず、人は肉を食べるようにはできていないということです。歯は草食を噛むようにできており、肉を噛む歯は1本だけなのですから。また人は、唾液や消化酵素の働きをみれば一目瞭然です。人の唾液は穀物を分離するために弱アルカリです。また腸の長さもライオンのような肉食獣に比べ、4倍も長いのです。これは穀物や野菜などをゆつくり吸収できるようにするためです。

 

このように穀物、野菜などを食べるように作られたにも関わらず、肉ばかり食べていたら、人間の腸の中は、悪玉菌が大繁殖してしまいます。スカトールインドール、アミンなどの発ガン物質が大量に生み出された汚れた血液がからだを行き巡り、ガンを始め、糖尿病などを発生させるのです。

 

鴎外の失敗の道をなおもひたすら走る日本は、まず即刻に食い改めなければなりません。食い改めのために「藤樹の宿」でファスティングをしましょう。