40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ファスティング(断食)で救国をー25-日本は玄米菜食、1日2食が基本の民族だ

何度もこのブログで書いていますようにMレポートで世界最高の健康食は、「元禄以前の日本食」だと結論づけました。元禄以前というのはそれ以後、今日まで続く白米中心ではなくて、玄米菜食のことなのです。そこへ少食を実行すれば、甲田医師がいつも指摘しておられましたように「これらを日本中が実践したら、それだけで日本人の病気の7割が改善され、医療費は1/3まで減る」(「少食の力」に明記)のです。

 

アメリカで発行されています国際的医学雑誌にベジタリアンと肉を常食するアメリカ人の比較研究で、心臓病がベジタリアンよりも8倍高いということでした。また、ガンも同じですし、糖尿病は4倍です。またベジタリアンは血圧も安定し、高齢者になったら血圧は下がるのですが、肉食者はその真逆なのです。

 

高血圧患者に処方される降下剤は、多くの副作用があり、痴呆症、心臓病などを伴いますが、高血圧を治すのは、肉を止めればいいだけのことなのです。もちろん糖尿病も心臓病も同じです。ガンはいうまでもありません。こうしたベジタリアンとの比較で肉食、乳製品が生活習慣病の最大の原因であることは明確なのですが、まだ、止まらないのはどうしてなのかといいますと、それはまたあの近代栄養学を築いたフォイトのカロリー理論でした。

 

フォイトは人間のエネルギー源は、カロリーである、と考えたのです。そして、それが酸化して発生する熱エネルギーこそが、生命エネルギー源だとしました。それはボイラーで石炭を燃やすのと同じ発想です。つまり、食べた物が体内で、”燃えた”とき発生するエネルギーをカロリーとして算出して必要熱量としたのです。フォイトはこれを証明するために「熱量測定装置」を開発しました。彼は体内で栄養素は酸素と化合して燃える。それがエネルギーだとして計算したカロリー絶対主義です。しかし、今、人間のエネルギーは4段階の提供システムがあることが証明されています。

 

1段階:酸化エネルギー系(カロリー理論の根拠)

2段階:解糖エネルギー系(酸素不要、糖分解による)

3段階:核エネルギー系(元素転換、たとえばカリウム40がカルシウムに)

4段階:太陽エネルギー系(生命小体ソマチッド経路で増殖)

 

フォイトのカロリー理論はいかさまペテン師と批判されるのは、彼がカロリー計算を科学的に証明しなかったからです。

 

ですから肉食信仰、カロリー信仰が絶対化したまま、ドイツだけではなく、アメリカ、日本を支配していきました。そしてアメリカはMレポートやチャイナ・スタディなどの提言でいち早く方向転換しましたが、変えられないのは日本だけなのです。

 

早く変えないと、ソドム、ゴモラのようになります。ノアの方舟のようにこの国を救う方舟建設が必要です。その食の方舟建設こそ「藤樹の宿」そして「カフェ・ガリラヤの風」の使命です。