40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

玄米菜食 87 玄米菜食リバイバルを起こそう 46 動物性たんぱく質の怖さ 09 デタラメ近代栄養学の罪  

近代栄養学の父と言われているカール・フォン・フォイト

1831年10月31日-1908年1月31日)

はドイツ人生理学者および栄養士)は徹底した肉食礼さん者としても有名です。

彼はドイツの栄養政策を肉中心とします。

そして人類は1日48.5gのたんぱく質でいいといわれているのに、

何と2.5倍の118gと制定し、その弟子たちは「肉は文明のシンボルだ」と礼さんし、

肉食を世界中に拡散していきます。

そのためにフォイトが作り上げたのが、カロリー理論でした。

この時代の生理学では、人間のエネルギー源は、

食物が体内で酸素と化合しエネルギーが生じるとして、

酸化エネルギーとしての燃焼と考え、

彼らは1日の食べる量を実際に鉄の鍋で燃やして、

そこから出る熱の量を計ったというのです。

そして出た結論は、成人は1日に2400キロカロリーだとしました。

それを「基礎代謝熱量」と名付けたのです。

それがカロリーです。

そして栄養源はこの燃焼エネルギーだけだと断定したのです。

人は生身であり、鍋は鉄でそこで計った熱量と

人としての生き物とを同じとするのは大きな誤りです。

このフォイトを担いだ資本家もいますが、

いずれにせよ肉食中心の近代栄養学はある経済支配の意図があることは明白で、

穀物メジャーに多大な利益をもたらすものです。

肉100gに対してどれだけの穀物など必要とするかといいますと

20倍なのです。

つまろ2kgです。まさに肉キャデラックと称されているのです。

そして肉とともに人類の悲劇は主食の精白化です。

お米は白米に精白。

小麦も精白し、最近は美味しいパンを造り出すために

一層、精白技術が進化しています。

そして今まで捨て来たふすま、米ぬかというものこそ

本当の栄養源の8割を占めているのを

肉食中心の近代栄養学は切り捨ててしまったのです。

いわゆる3白の害は知られた害として、黒や着系食の食品にシフトしなければなりません。

 

・白米は玄米へ

・小麦は全粒粉へ

・白砂糖は黒砂糖へ

・塩は自然塩へ

 

と切り替えていかないと更に肉食を助長します。

フォイトは強大な食品企業の闇の利権がらみで

政府も医学もすべてが本物から巧妙なニセモノ横行の近代栄養学が

今も日本でも大手を振って横行しています。

とにかく肉を食えの大合唱で、

ファスティングだの菜食などは相手にもしていないほど強大な勢力を誇っています。

特に滋賀県近江牛が支配していますので、

ホテル、旅館、レストランでもまずメインメニューは近江牛ありきです。

私たちの住む高島市でもコロナ禍で流行っているお店は、焼き肉屋、焼き鳥屋です。

1977年に発表されたアメリカのマクガバンレポートは

最初、強大な食品メジャーの強力な抵抗にあいますが、

アメリカは変化していきました。

またそれを支援したのが第二のマクガバンレポートといわれる

「チャイナ・スタディ」も肉食中心はどれほど危険なのかを警告し、

世界で最も理想的で優れた食事が、日本食だと断定したのです。

しかし、それは元禄以前の玄米菜食を中心とした和食なのです。