40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ハウエル博士の「酵素の力」に学ぶ 100歳を超えたハウエル博士の実証研究・「酵素の力」 

日本に最初に「マクガバンレポート」を紹介された今村光一(注01)さんが、

2009年にハウエル博士(注02)の「酵素の力」を翻訳して発行されました。

その時に感動して読み、多くのことを勉強させていただきました。

ちょうどその頃、鶴見隆史医師(注・03)も日本にハウエル博士の酵素栄養学を広げる

著作を積極的に展開しようと多くの本を出版されていました。

ただ問題は酵素が一人歩きを始めていたことです。

それは断食と同じです。

つまり酵素は「酵素ジュース断食」が一人歩きしていったからです。

断食も同じく「ダイエット」の代名詞になっていったのです。

すべてこれらの一人歩きは間違いです。

そのことから、真の酵素ファスティングについて、

まず、酵素からもう一度、認識し、真の「酵素の力」に迫っていきたいと思います。

それには、ます唱えられたハウエル博士を紐解いていきたいと思います。

エドワード・ハウエル博士は「注02」で明らかなように

1898年生まれで、医師になられたのは1924年

1930年に食事療法を中心に栄養、物理療法で治すというクリニックを開業されました。

開業の仕事は週3日間で診察をしてから、他の日は酵素を研究されたのです。

その経験と研究から、食物中の酵素が人間の栄養にとって

決め手になる重要性を発見されたのです。

1946年、「消化と代謝における食物酵素の役割」という本を発表されたのです。

この本は、世界中で初めての「食物酵素理論」となったのです。

この本は専門書でしたから、一般向けの「酵素栄養学」を発行され、

食物酵素と健康、長寿の関係に焦点をあてたものでした。

そしてその結論は

この「酵素栄養学」の生き方は、1世紀(つまり100年間)、

病気知らずで長生きできるという確証です。

アメリカの当時の平均年齢の2倍から3倍に生きれるという画期的な提案だったのです。

そして世界中の研究者が食物酵素研究が開始されたのです。

つまり、ハウエル博士から酵素栄養学のパイオニアとして名を残されることになります。

また、翻訳者の今村光一は2009年はに亡くなっておられますので この本はまさに

遺作といえます。

これからハウエル博士の食物酵素学、そして日本にそれを広めようと

ファスティングの視点から展開されていった鶴見医師の主張を紹介していきます。

 

 

(注01)今村光一

今村 光一(1935年2月14日 - 2003年)は、日本の健康問題評論家、心霊主義者。

東京市大森生まれ。1955年早稲田大学文学部英文科中退。

死後の世界や生まれ変わりを信じる立場からの文筆活動と、

健康・ガンに関する民間療法の著作、翻訳を行った。

千葉県で有機農法を営んだ。

 

(注02)エドワード・ハウエル博士

医学博士。1898年シカゴ生まれ、イリノイ州医大卒。

生の食品やジュースダイエット療法によって、

患者の健康改善に劇的な結果を得る。

これらの臨床から、生の野菜を調理すると、酵素のレベルが欠落することを発見した。

40年にわたる臨床経験の中で酵素の重要性に気付き、

独自の研究を続け食物酵素理論を世界で最初に提唱した

酵素栄養学のパイオニアにして最高権威である。

 

(注・03)鶴見隆史

(つるみ たかふみ、1948年 - )。石川県出身。現鶴見クリニック院長。

金沢医科大学を卒業後、浜松医科大学に研修医として勤務する。

西洋医学の対症療法的な施術に疑問を抱き、東洋医学中医学)や

鍼灸、筋診断法、食養法などを学ぶ。

1990年代後半からアメリカ合衆国酵素栄養学者(Dr.ママドゥ、Dr.ヒューラー)ら

と交流し、酵素栄養学を修得。

帰国後は東京都中央区にて鶴見クリニックを開業し、

西洋医学東洋医学酵素栄養学を統合した患者優位の

「病気治し医療」に取り組んでいる。