40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

少食ファスティングの基礎 玄米菜食 32 玄米食の基本 23  玄米菜食のエビデンス 06  医師たちが認める玄米食  06 沼田勇の玄米食治療とは

米食を治療に生かしたのは沼田勇(1913-201097歳で死去)。

あるサイトでは、このような紹介が記されています。

 

・・幕末から明治にかけて食べ物の指導だけで多くの病気を治した石塚左玄の食養法の

研究、実践に取り組んで60年。

その間、軍医として赴いた中国大陸では捕虜となった部隊を左玄の食養法の応用で栄養失調や

コレラから救い、復員後は伊豆大仁に医院を開業して玄米菜食を指導、昭和29年からは

『日本綜合医学会』の創立メンバーとして、「医は医なきを期す」の理念の下に現代医学に反旗をかかげ、

食生活を中心にした病にならない未病医学を提唱されています。・・・

 

このサイトは、「はてなブログ」で「とらねこ日誌」と題して沼田のことというより、

マクロビオティックや玄米菜食を徹底批判しているブログです。

その批判はともかく沼田は98歳まで生き、彼の名著は「病は食から」でしょう。

批判よりも98歳まで生き抜いた玄米菜食の達人の生き様は凄いと思います。

この著作に書かれてある一部を紹介しましょう。

 

・ヨーロッパ人が生野菜を食べるのは、栄養学的見地というよりは、

肉食者としての横着さに起因するものだという説がある。日本人はその点では反対で、

かりに農業をやめても、その勤勉さは工場内もち込まれて、

経済成長ナンバーワンをつくりあげてしまうというのである。

冬の草であるヨーロッパの作づくりは労力をあまり必要としないし、

牧畜も牧草のあるところでの放牧であるから、自然ヨーロッパ人は横着となり、

日本人は作づくりに労力を惜しむわけにはいかないから勤勉になるというのである。

 

・米についていえば、白米が有害であることは、今日誰しも漠然とは知っている。

この本でも、これまでに玄米、玄米とそのたびごとに主張してきたし、

それはすなわち白米はダメ、有害だということをいってきたのにほかならないが、

このへんで改めて、白米と玄米の問題を正面からとりあげておこう。

 

 

・つまり、白米にはビタミンB1が皆無に近く、しかも白米からほとんどの糖質と熱量をえているかぎり、

日本人は生理的にB1不足となることは明らかなのである。

それが事実として証明されている以上、白米は食品衛生法上の取締りの対象になるのではないか、

有害食品として指定すべきではないのか。

 

沼田の白米批判はアンチエイジングの専門家である白澤医師で明らかになっています。

それはこのブログで紹介しました。

白米はマイルドドラックのトップバッターだというのは沼田がいち早く指摘し、

米食で生き抜いた事実は認めなければならないでしょう。

とらねこ日記の著者さん。