正しい食養生とは何か 16 マクロビの根本問題 06 危ない油の問題 01
マクロビで油の問題を鶴見医師は問題視しています。
マクロビ創始者である桜沢は、
玄米菜食だけでは美味しさに欠けているために
油をやむなく認めたと言います。
そしてその後継者たちは、油物をたくさん摂るようになったと指摘しています。
たとえば
・レンコンボール
・野菜の天ぷら
・フライ
・鉄火味噌
・ゴマペースト
などでマクロビのレストランではおなじみのものです。
鶴見医師はここまで油物が中心になるのは
桜田のめざしたマクロビとは違うのではないかと問題的しています。
つまり
A・油物は消化に悪い食品であること
B・血液がねばつく
これは赤血球同士が数珠つなぎになって
身動きできなくなるというルロー現象(注・01)となるのです。
つまり連銭形成の状態を血管内で起こし、
1個1個の赤血球の働きが失われていくのです。
すると様々な悪い弊害が出てきます。
その現象は
1・玄米菜食
2・油物が多い
この2つで必ず起こります。
すると
3・血液の浄血の反対状態が起こる
これではせっかくの食養も台無しとなります。
では油物はなぜそうなるのかです。
1・油自体が水に不溶性である
2・胆汁で主に消化が行われますが、
この胆汁が油を溶かす働きをしますが、短銃による消火は時間がかかる。
ゆえに腐敗菌の繁殖を促し、二次胆汁酸の鬱滞が起こり、
ますます血液は汚れることになります。
しかし、水分が多ければ、胆汁の生産はより円滑になり、
腸内で水分増多による緩衝液として働き、水分の分解、
消化酵素の円滑な出現を促す作用など恩恵を受けます。
ゆえに油物を摂る場合、必ず水は欠かせないということになります。
油を摂って、水は飲まない、そこに主食が玄米で副食が加熱食ばかりでは、
ますます血液はドロドロになりますので、
特に下記のガンの発生があると鶴見医師は警告しています。
・乳がん
・大腸がん
・前立腺がガン
・肺がん
・膵ガン
ルロー現象(注・01)
赤血球の状態は連銭状(ルロー)でドロドロ血液