40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

超少食パワー 04 白澤流・健康長寿の食べ方

健康長寿の食べ方を白澤流で提案されておられます。

 

1・よく噛むこと

1口30回・・・意識的に噛むことが必要で、

噛むことは脳の満腹中枢機能を刺激して、食べる量が少なくなり、満腹感が得られる。

 

2・炭水化物の量を減らす

白米、白パンなどをたくさん食べると食後に血糖値が急上昇します。

それに対してインスリン(注・01)が急激に大量に分泌されます。

そこで食後についつい甘いものを食べるとまた血糖値が上がります。

このような乱高下を繰り返すと消費されなかったブドウ糖が脂肪として蓄えられて、

体重増加になります。

 

対策は簡単です。

 

A・血糖値が上がりにくいものから食べる

1番目・・食物繊維の豊富な野菜、海藻

2番目・・汁物

3番目・・魚、肉

4番目・・ごはん、パン

 

これで野菜、汁物でお腹が満たされ、ごはん、パンなど

炭水化物を減らすことができます。また痩せ体質ができます。

そして長寿遺伝子を活性化する物質をたくさん摂取するものでは

「レスベラルトロール」が知られてきています。

赤ワインなどの、ポリフェノール(注・02)です。

とくに認知症の予防、改善、長寿遺伝子の活性化などに有効です。

 

 

(注・01)インスリン

膵臓のβ細胞で産生されるペプチドホルモンである。

血中を流れるブドウ糖が、肝臓、脂肪細胞、

骨格筋細胞に取り込まれるよう促し、炭水化物、タンパク質、

脂肪の代謝を調節する。これらの細胞に取り込まれたブドウ糖は、

グリコーゲン(Glycogen)に合成されるか、脂肪生成作業(Lipogenesis)を経て

中性脂肪に合成される。肝臓においては、グリコーゲンと脂肪の両方に合成される。

肝臓ではグリコーゲンの分解に伴うブドウ糖の生成作業(糖新生)と

分泌が起こるが、血中のインスリン濃度が高いとき、これは強力に阻害される。

血中を循環するインスリンは、身体のさまざまな組織におけるタンパク質の合成にも

影響を及ぼし、血液中の小分子から細胞内の大分子への変換も促進する。

 

 

(注・02)ポリフェノール

ベンゼン環に2個以上の水酸基(‐OH)を持つ化合物の総称。

主に野菜や果実などに含まれる色素などで、渋味やえぐ味があり、

あく成分やタンニン類として好まれなかった。

しかし、ポリフェノールには食用油脂に対して抗酸化作用がある。

野菜や果実以外に茶、香辛料、カカオマス(脱脂したものがココア)などにも

多く含まれている。

茶のテアフラビン類、ブドウの皮(赤ワイン)のアントシアニジン類、

タマネギのフラボノール類(ケルセチン等)、大豆のイソフラボン類などがある。