40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

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2・マクロビオティック食の料理店や弁当屋を営んでいた頃は、

食事を届けることで健康が(一時的に)回復する顧客の姿も見ていた。

しかし、菜食による食事改善を試みる顧客は、

そもそも不健康でバランスの悪い食事をしているケースが多かった。

そのため、マクロビオティックを始めた直後は良い効果も出るが、

長期間続けていくうちにやはり別の体調不良に陥ることが多かったという。

顧客や同志たち、そして自分自身が陥る体調不良の数々に、

ついにマクロビオティックを捨てる決心をしたのだ。

藤原さんは現在、オーストラリアから帰国し、建築のワークショップを受けながら

、新たな道として整体師を目指して勉強中だという。ブログでの告白には大きな反響があり、

中にはビーガンと思われる人から「悪いのは菜食主義ではなくマクロビオティックだ」

といった批判もあったというが、

これに藤原さんは「健康そうに見えるビーガンは少ない。

自分では健康だと言うがそうは見えない」と反論する。

現在の食事は「動物を食べることでしか摂取できない栄養もある」と、

バランスの良い食生活を心がけているそうだ。

結局のところ、健康な食生活とは「多くの栄養素をバランス良く摂取する」ことに尽きる、

ということなのだろう。

藤原さんと同様にマクロビオティックに傾倒しつつ、膵臓(すいぞう)がんを患ったのが、

米アップル共同創業者の故スティーブ・ジョブズ氏。

彼ががんに侵されていることが判明したとき、

すぐに手術を受けていれば完治する可能性が高かったそうだが、

なぜか9カ月も手術を拒み続け、結局、帰らぬ人となった。

最終的に、ジョブズ氏はすぐに手術を受けなかったことを後悔していたという。

また米国がん協会(ACS)は、マクロビオティックに対して

「玄米と水のみを摂取するというような古典的なタイプのマクロビオティックは、

深刻な栄養失調と死に直結する」と警告。特にがん患者の場合は、

栄養素やカロリーを摂取してがんに対抗することが必要な場合もあり、

この場合のマクロビオティックは「危険である」と注意を喚起している。

マクロビオティックが、がんを発症させるという因果関係は判明していないが、

少なくともマクロビオティックを実践していてもがんにかかることはあるし、

発症後はより危険を伴う可能性もあるということになる。

ちなみに、マクロビオティックを広めた第一人者である久司道夫氏も、

2014年末に89歳ではあるが、ジョブズ氏と同じ膵臓がんで亡くなっている。

 

【2の解説】

マクロビがガンを生み出すことは絶対にありませんし、

スティーブ・ジョブズはマクロビアンだからガンで手術すれば助かったのに死んだという批判は

根本的には間違いです。

ガンに関してはまだ不明なことばかりでマクロビ実践者だからという批判は的外れです。

むしろマクガバンレポートが指摘したようにガンも食源病なので

肉を含めたバランス食というのに傾いた藤原さんはファスティングを知らなかった悲劇です。