40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

断食救人類の書 165  超少食・食事術  54 食事術作法 13 よく噛むこと 13 よく噛むには 01

とにかくよく噛んだ代表者は戦国時代を制した徳川家康でした。

徳川300年の歴史を築いた家康の巧みな管理術、卓越した戦略は

戦後、会社経営者にはもっとも見直された人物ではないかと思います。

そしてさらに見直されているのが、家康が戦国時代をみごとに健康で生き抜き、

76歳までという長寿を全うしたことです。

人生50年時代の76歳ですから、今日のような85、100歳時代とは訳が違います。

今日に換算すれば120歳に匹敵します。

家康は幼い時から人質に出されてしかも尾張、今川へと転々としますが、

彼はそれらの武将をよく観察し、

必ず天下をとるために何をするかを考えて実行しましたが、

その重要なことが健康です。

勉学、武術も武士として重要ですが、健康が第一としたのです。

まず、かれは水泳を取り入れ、精神的にも待つことを身に着けました。

そして毎日の食も質素で、麦飯、玄米、豆味噌を欠かすことがなく、

酒もほどほどで大酒は飲まず、家康は健康十訓を残していますが、

その一訓目は、「一口、48回噛むべし」です。

食べ物を口にしたら、とにかく48回以上を噛むことに徹しました。

家康の鷹狩の時の食事メニューの記録は

 

1・大麦まずの麦飯

2・いなだの赤味噌

3・たつくりのなます

4・こんにゃくの煮物

 

これほど栄養バランスのとれたものはありません。

このような粗食をしゅかり噛んでいたのです。

噛まないくして天下はとれません。「できる男はよく噛む」なのです。

しかも家康の後継者である子供は16人。

最後の子供は66歳です。

精力絶倫だったともいわれるのも噛むことからです。

今、日本の主食は圧倒的な白米の支配です。

外食産業はすべて白米中心で麦飯や玄米など外食チェーン店では皆無です。

このような白米中心の食事は1970年以降であり、

それまでは麦飯であったのです。

白米はまったく噛みません。

そのためにもせめて麦飯、できれば玄米に切り替えていくべきです。

また、食事も家康方式を取り入れていきましょう。

またたくあんもこのブログで書きましたように噛むのに最適です。

最近、健康と長生きの秘訣に肉という健康雑誌での紹介が急増していますが、

これは問題です。

今の肉は女性ホルモンを使用した軟らかいに肉であり、噛みません。

肉のリスクも大きいのですが、噛まないことの方がもっと問題です。

噛む健康法を唱えたのは有名なフレッチャーでした。