40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

・断食救人類の書 166  超少食・食事術  55 食事術作法 14 よく噛むこと 14 よく噛むには 02 

フレッチャーは100年前に生きた方です。

彼は医者でもなく、科学者でもありません。

時計業を営む企業経営者です。

彼はいたくグルメ通で、コックを5人も雇って、美味しいものを食べ放題と言う生活でした。

身長は168㎝と小柄で40歳で体重は100㎏となりました。

そして毎日、体調不良に悩み、医者から減量するように忠告を受けました。

そこで彼は決意しました。

「ぜいたくしない粗食を楽しんで、よく噛む食説をしよう」と。

これで完全に健康を回復したフレッチャーはその体験を人々に説くようになりました。

そしてこのためにフレッチャー理論として有名になったのです。

このフレッチャー理論は11です。

 

1・空腹感が高まるまで食べないこと。

2・栄養学にとらわれないで好きなものを食べること。

3・1口食べたら、食べ物と唾液をよくからませ、自然に嚥下されるまで待つこと。水も牛乳も同じであること。

4・味を楽しんでたべること。そして噛むことで味がどう変わるかを得られるようにすること。

5・腹八分目を心がけ、よく噛むことで満腹感を得ること。

6・よく噛むと便秘にならない。

7・よく噛むと便が臭くない。

8・よく噛むと大便はすぐに出る。

9・よく噛むと1日の大便は10~50gで少なくなり、腐敗していない。

10・スープ類は噛めないのでよくない。

11・十分な唾液がでるか確認をすること。

 

そして彼はこの結果、

 

1・食べたものが効率よく利用され、

2・体の持久力が強くなり、

3・容貌が美しくなり、

4・気分が晴れやかになり、

5・病気になりにくい。

 

彼の理論は最初、学者から無視され、馬鹿にされ、相手にもされなかったようですが、

次第に理解されるようになっていきました。