断食救人類の書 17 飽食の日本 15 睡眠障害
「睡眠時間が短いと肥満になりやすい」という研究報告があります。
確かに起きている時間が長くなると、ついつい食事や夜食の回数が増えてしまいます。
睡眠不足で食欲増進、さらにスイーツや炭水化物が食べたくなると
睡眠不足は肥満の大敵です。
睡眠不足が食欲増進につながります。
また、内臓肥満や高血糖、高血圧、脂質異常などのリスクをいつくか併せもつ
メタボリックシンドローム(メタボ)の人は、1晩の睡眠時間が6時間未満で慢性睡眠不足です。
米国の研究では、心臓病や脳卒中による死亡リスクが2倍に上昇することも明らかになっています。
現在、日本人の成人で20%が慢性的な不眠で、
15%が日中に過剰な眠気を感じていると言われています。
また、2017年の調査では、1日の平均睡眠時間は、
男女とも「6時間以上7時間未満」が最も高く、国民健康・栄養調査では、
睡眠で休養が充分にとれていない者の割合は20.0%。
また男性の37.7%、女性の43.0%が睡眠の質に満足していないということです。
日本国民の大人は2割が睡眠に何らかの異常があるということになります。
中でも病気としての「睡眠障害」は、夜間の睡眠が障害され、日中の眠気を催すことをいいます。
それらは主に6つのグループに分類されています。
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睡眠関連呼吸障害
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過眠症
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概日リズム睡眠障害
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睡眠時随伴症
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睡眠関連運動障害
「健康づくりのための睡眠指針2014」というものをサイトで公開しています。
その中に睡眠の生活習慣として3つの注意事項があげられています。
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リズム ② 体温 ③ 自信
薬以外の心理療法やリラクゼーション法などを併用もありますが、
2、3日目から睡眠障害の方は、睡魔に襲われ、2日間、睡眠された方もあります。