40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ファスティング(断食)で改善可能な症状 74  坐骨神経痛からの克服

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説【坐骨神経痛
 
坐骨神経に沿っておこる激しい神経痛で、大部分は外傷による腰仙椎の椎間板ヘルニアで坐骨神経根が圧迫されるためにおこる。
腰椎の変形性脊椎症を伴っていることも少なくないが、まれには癌の転移やカリエス、糖尿病などによる坐骨神経の障害が原因のこともある。
壮年の男性に多く、ぎっくり腰や重い荷物を担いだ拍子に激痛が腰から足先にかけておこることが多い。
痛みは寝返りや中腰、立ち上がりなど体の位置を変えるときに激しくおこりやすい。
激しい放散痛とともに、坐骨神経、ことに圧迫された知覚神経に沿って感覚の鈍麻と足の背屈などの筋力が低下してくる。
安静にして寝ていれば痛みはやや軽くなるが、足を伸ばしたまま上に高くあげると坐骨神経が引っ張られて激痛を生じ、診断の決め手となる。
これをラセグ徴候Lasgue signという。治療は、安静とともにアスピリンなどの鎮痛剤や神経の浮腫をとるためにステロイド剤を投与する。
痛みがすこし軽減したら牽引療法で圧迫を除去し、コルセットを着用して保存療法を行う。神経ブロック療法なども行われる。
大部分は保存療法で軽快するが、症状が重度の場合には椎弓切除その他外科的療法が必要な場合も少なくない。
 
 
 
椎間板ヘルニア】ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
 
椎間板の退行変性などによって線維輪の抵抗が弱まって断裂ができ,その部分から半流動体の髄核が脱出する状態をいう。
さらに髄核が椎間板や靭帯の隙間を貫いて飛び出し,脊椎の後方にある脊髄神経を圧迫すると,俗にぎっくり腰といわれる強い腰痛と下肢に放散する坐骨神経痛が起る。
普通は安静と筋弛緩剤でなおるが,骨盤牽引やサポータさらには手術を必要とすることもある。
 
 
 
「奇跡が起こる半日断食」257
 
藤森元英さん(39歳) (要旨) 
 
10年前ですが椎間板ヘルニアの手術を受けました。
以前から腰が弱く、何度もぎっくり腰になりました。
そして食生活も乱れていました。
深夜に帰り満腹状態で寝ていましたし、お酒も甘いものも大好きでした。
そしてまたもや3年前に椎間板ヘルニアの手術を受けたのですが、術後、坐骨神経痛が後遺症として残りました。
そこに追い打ちをかけるように頸椎にも障害が出て、首や手が痛み、しびれるようになってきました。
整形外科でいろんな治療を受けましたが、改善されず、ついに動けなくなり、ストレスで精神的にもまいってしまいました。
そのような時に甲田先生の本に出会いました。
私は医療関係の仕事をしていますので、現代医学の常識を知っていました。
しかし、甲田先生の療法はあまりにも現代医学とは違いすぎました。
しかし、納得することも多く、これに賭けてみることにしました。
そして開始後半年で体重は10kgも落ち、ヘルニアの後遺症も少し楽になりました。
このような手ごたえを感じて、甲田医院に休職を半年とり、本格的に甲田療法を開始したのです。
それは1週間の寒天断食の繰り返しでした。
1回目が終った、すまし汁断食などを繰り返しましたら、血圧が平常になり、体も軽くなり、頭も明瞭になりました。
また睡眠も4時間で平気になりました。
そして平常な体に戻り、それから今まで朝食を抜く断食を続けています。
また今も日常生活は何の支障もありませんし、好きな野球やゴルフを楽しんでいます。
夏場の熱さや冬の寒さにも強くなりました。
断食で家族への感謝の念が強くなり、精神的にもかなりプラスになりました。
 
 
 
【甲田医師のアドバイス
 
藤森さんのような椎間板ヘルニア坐骨神経痛で苦しむ方は多いですげ、どのような治療をしても効果がない方も多いようです。
そのような方にはまず半日断食がお勧めです。
それぐらいで長年の腰痛が治るかと記念を持たれるかもしれませんが、少食で治るのです。
それは過食で硬縮していた腱が断食で柔軟性を取り戻し、伸びるようになるからです。
藤森さんは、病院に勤務しておられますので、現代医学の常識をよく知っておられる方ですが、その医学を駆使してもよくならなかったのです。
藤森さんが最初の断食をされた時に勤務しておられたスタッフがあまりにもの変わりように驚かれたようです。
 
 
 
藤樹の宿コメント】
 
断食療法は究極の療法です。
藤樹の宿でも1食抜き、2食を超少食でしていただく方法で様々な病気が改善されています。
藤森さんのようなケースも然りです。
このような腰痛で悩んでいる方、一度、藤樹の宿発酵薬膳ファスティングを試してみましょう。