ファスティング（断食）で改善可能な症状 50 腰痛

家庭医学館の解説

 

腰痛は、内臓、胃腸、胆嚢の病気や感染症であることもありますが、お年寄りの腰痛の原因でもっとも多いのは、腰自身の故障でおこる腰痛です。

立って歩くときは、体重の60％を腰が支え、しゃがむと、その数倍の負担が腰にかかるといわれています。

それだけ腰には重い負担がかかり、老化も早くから始まります。

腰椎と腰椎の間に挟まっていて、骨と骨がぶつからないようにクッションの役目をしている椎間板という軟骨は、20歳を過ぎると、すでに老化が始まるといわれています。

それだけに、腰には障害がおこりやすく、腰痛に悩まされる人が少なくありません。

10人のうち8人は、生涯に一度は腰痛を経験するといわれています。

なかでも多いのは腰椎の孔から出ている神経が圧迫されておこる腰痛で、椎間板ヘルニア、脊椎分離症・脊椎すべり症、腰部変形性脊椎症、腰部脊柱管狭窄症、骨粗鬆症が基盤にあっておこる圧迫骨折などが原因になります。

これらの病気が原因の場合は、痛みが下肢のほうにまで響き、跛行になることもあります。

まれですが、脊椎や脊髄の腫瘍、脊椎カリエス、骨軟化症が原因となっていることもあります。

 

 

 

 

 

【甲田医師のコメント】

 

ぎっっくり腰、慢性腰痛、坐骨神経痛などの腰痛、肩こり、ひざの痛みなどに苦しむ方は多いですが、半日断食すればこれらの痛みが簡単にとれることがあります。

長年、腰痛に悩んでいたが、半日断食を実践したらすぐに改善したというケースは枚挙にいとまがありません。

これは食べ過ぎによって硬縮していた腱が、半日断食によって柔軟性を取り戻し、伸びるようになるからです。

食べ過ぎは、筋肉や腱を固くします。また、宿便と大きく関係しています。腰痛、膝の痛みを持つ方は何はともあれ半日断食がおすすめです。

変形性膝関節症の場合、半日断食で体の機能を取り戻し、すりへった膝の軟骨を回復させようと自然治癒力が働きだします。

さらに体重が減れば、膝にかかる負担も少なくなり、膝の痛みも和らいできます。

 

 

 

【藤樹の宿コメント】

 

藤樹の宿にもひどい腰痛の方が来られました。

またこれまでも多くの腰痛で苦しむ方をお世話させていただきましたが、やはり宿便が原因であったようですから、藤樹の宿では、２０１８年は、宿便除去プログラムをさらに進化させていきたいと計画しています。

ぜひ腰痛の方、一度、藤樹の宿の宿便カウンセリングを受けてみてください。

お待ちしています。