40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ファスティング(断食)で改善可能な症状 33  右上腕神経麻痺の克服

家庭医学館の解説・要約
 
1・どんな病気か
頸椎の下部と胸椎の上部の脊髄から出る神経根は、脊椎の前側方で集まって束のようになっており、この部分を腕神経叢といいます。
この束は、しだいに枝分かれしながら、肩、腕、指に向かう神経となっています。
交通事故、とくにオートバイの転倒事故などで、くびが横のほうに強く曲げられたり、肩が引っ張られたりすると、この腕神経叢がちぎれたり、脊髄の出口で引き抜かれたり、または節前損傷します。
そのほか、機械に腕を巻き込まれたり、スポーツ事故でも、同じようなことがおこります。鎖骨や第1肋骨(ろっこつ)の骨折をともなうこともあります。
 
2・検査と診断
 腕全体の運動まひと知覚まひの分布を調べることによって、腕神経叢まひの診断と同時に、全型、上位型、下位型の診断ができます。
まひの回復の望めない引き抜き損傷と、そうでない損傷とを区別することが重要です。
引き抜き損傷を診断するためには、脊髄腔造影術(せきずいくうぞうえいじゅつ)と、その後のCT検査が有効なことが多いものです。
 
3・治療
切断された神経を接着する手術は非常にむずかしく、ふつうは、行なわれることはありません。
引き抜き損傷がおこっている場合は、自然にまひが回復することは、まずありません。
引き抜き損傷でない場合は、ある程度の自然回復の可能性は十分ありますので、約1年半くらいは、動かなくなった関節が固まってしまわないように、リハビリテーションを行ないながら、ようすをみます。
 
 
「奇跡が起こる超少食」191頁
 
【南雅佐夫さん・64歳証言の要旨】
 
仕事を夜遅く終えて帰り、徹夜して朝起きたら右腕の感覚が亡くなり、ペンも持てなく、なり、病院にいくと1、2年で治る保証はありませんといわれました。
10年前から西式健康法を教わっていましたので、甲田先生に診察を受けましたら、「14日間断食したら治る」といわれ、苦しい断食などできないと思いましたが、治りたい一心で仕事をしながら挑戦しました。
1回目の14日間断食で90%が治り、2回目で完治しました。それからこのようなことが二度と起こらないように3ヶ月に1回、14日間の断食をして現在まで36回しています。
10回目の断食くらいから胃や腸が喜んでいる感じがしました。
身体が軽くなり、心身の変化が出て来ます。
風邪を引かないし、目のかすみがとれたり、歯槽膿漏が治ったりしましたし、霊的にも研ぎ澄まされてきました。
そして断食しない時は、超少食です。
朝は柿茶、昼は青汁、夜は青汁、赤汁、豆腐半丁、玄米粉、昆布粉、練りごま。そして西式健康法
こうして14日間断食を年に4回繰り返していますと体が断食の味を覚えてきます。
この快適さは断食をした人でないと分からないと思います。
10年前の右上腕神経麻痺から断食療法で治り、その後、断食の素晴らしを体験しました。
 
【甲田医師のコメント】
 南さんが甲田医院に来られたのは、右上腕神経麻痺になって1ヶ月だったので、断食療法をすすめました。
1、2回と断食が進んでいくと回復し、うれしくて14日間断食を36回され、超少食にされています。
 
 
藤樹の宿コメント】
 
藤樹の宿にも断食マニアの方が来られます。
断食はマニアックにするものではありません。
また、日本の知られた断食道場を巡っておられる方もありますが、南さんのようにあくまで予防医学として、断食で身体を整えてくださる方しか、藤樹の宿では受付けられません。
藤樹の宿では、藤樹の宿式の発酵薬膳ファスティングを生涯にわたって実施していたくことを主眼にしています。
それ以外の断食マニアックの方とは生涯のおつきあいはできかねません。