40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ファスティング(断食)で救国を    13  戦争など飢餓が起こると生活習慣病が減る

詳細な資料は手元にありませんが、太平洋戦争で食糧の国家統制が厳しく実施され時に、日本から生活習慣病が消えたと言われています。またMレポートでは、戦争になったら糖尿病が減ったことに触れ、第一次、第二次世界大戦のヨーロッパは一面、健康的なヨーロッパであったというのです。

 

なぜなら糖尿病を始め生活習慣病が激減したからです。この原因を検討したMレポートは食糧統制で栄養摂取が減ったおかげで生活習慣病の死亡者が激減。これはカロリーの過剰摂取だったと報告しています。

 

ようするに食べ過ぎが原因で、食糧制限、つまりカロリーセーブで糖尿病が減ったのです。Mレポートでは、イギリス人の糖尿病の死者は1941年から男女とも全年齢を通して、55%激減したことを分析しています。ドイツとの第二次世界大戦が始り、イギリス政府は、小麦の精白度を85%前後にし、この結果、小麦の繊維成分が増加し、繊維の多いパンを食べざるを得なかったのです。

 

玄米のような玄麦パンが、糖尿病激減の理由だったとMレポートは分析しているのです。白砂糖、脂肪、カロリーが減り、繊維質が増えた玄麦の食事になった効果がこの結果になりました。

 

そして白砂糖、脂肪、多すぎるカロリー、繊維不足が糖尿病の原因だったのです。第二次世界大戦が終わって10年後、玄麦から、以前の精白したパンに戻ると激減した糖尿病の患者が増加していきました。それはアメリカの戦後についても同じことで「脂肪、白砂糖の増加、繊維質の減少が、他の病気を増やし、中でも糖尿病を増やすことになった」とMレポートで報告されています。

 

そしてアメリカ人の4人に1人が低血糖症ということです。低血糖症は糖尿病の前兆、予備軍ですが、この要因にコーラやジュースなどストレートに白砂糖がからだに入るようになったことも指摘されています。ハンバーガーのように精白されたパンに肉、そしてコーラや果物ジュースに大量に入った白砂糖は、消化もよく、ほとんど噛まずに食べますと低血糖になりやすいわけです。

 

日本でも太平洋戦争中の食糧統制時代、確かに飢餓に苦しむ国民の実態が、新聞社の資料などに詳細に出て来ます。しかし、その新聞や数字に出ないのが、イギリスのように生活習慣病が激減していたという事実です。この時に厚生省が国民の栄養調査などをして、ガン、糖尿病、心臓病など生活習慣病が半減していた記録があったそうですが、公の発表はなされていません。

 

イギリスのケースの教訓から、玄米菜食、少食などでカロリーセーブしていくと少なくとも生活習慣病は半減どころか1/3に激減するということは明確です。

 

これは自分で実験する以外に分かりません。このことを体験する場が「藤樹の宿」です。ぜひ、お越しください。