40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ファスティング(断食)で救国を ‐14‐ 食事は国家が目標設定しなければならない

Mレポート(1977)では、委員長、マクガバン(上院議員・大統領候補)氏が、アメリカ全土に向けて国民のダイエットガイドを発表しました。

 

この時、マクガバンは全土に向けて、こう語りました。「アメリカは健康飢餓国になってしまった。その理由は極めて簡単だ。つまりこの半世紀の間、食事の内容が、知らないうちに悪い食事内容になってしまった。それをわれわれは気付かなかったのだ」と。

 

1977年から遡ること50年、1922年から気付かなかったというのです。そしてアメリカ上院栄養問題特別委員会(略してMレポート)として、全アメリカ国民に栄養改善を勧告したのです。それは

 

1・でんぷん質=現在のカロリー46%から、55~60%に引き上げよ

2・脂肪分=現在のカロリー40%から、30%に引き下げよ

3・動物性脂肪=動物性脂肪と植物性脂肪を1:2にし、全カロリーの10%と20%に。

4・コレストロール=1日の摂取量を300mgに減らせ。

5・白砂糖=消費量を40%減らし、全カロリーの15%までにせよ。

6・塩=摂り過ぎているので50~85%減らし、1日3gとせよ。

 

 

この6大目標を達成するために、7つの指針を発表しました。

  1. 緑黄色野菜、豆類を50%増やせ。
  2. 果物を食べる量を50%増やせ。
  3. ジャガイモは25%、他の根菜類を2倍にしなさい。
  4. 油類を25%減らしなさい
  5. 白砂糖、菓子類、飲料水を25%減らしなさい。
  6. 肉類はなるべく油の少ない赤身にしないさい。
  7. 未精白穀物、未加工の食品をなるべく摂りなさい。

 

この6大目標と7つの指針は、すぐに食習慣を変えられない国民が、この目標に向かって進んでいこうという国家目標を掲げたのです。そして具体的な教育プログラムが組まれて、1980年代に次々と実行に移されていきました。

 

そして2015年には何度も改定されて、オバマ・ミシェルのオバマ・マイプレート宣言に至っています。あの宣言はMレポートが基盤になっていますので、国家は国民の生活指針を提示することができるということです。

 

上記の6大目標と7つの指針とオバマ・マイプレート宣言こそ、まさに「藤樹の宿」が指し示す方向なのです。

 

オバマ・マイプレート宣言

1・必要カロリーは1800カロリーにする

2・食事を楽しみながらも少食を心がけよう

3・お皿に大盛りは止めましょう。

4・摂取すべき食品が何かを知ろう

5・食事の半分を野菜と果物にしよう

6・乳製品は無脂肪か低脂肪のものを選ぼう

7・主食の半分は全粒穀物にしよう

8・食べるべき頻度を減らし、正しく食品を知ること

9・食品に含まれる食塩の量を比較しよう

10・清涼飲料水の代わりに水を飲もう

 

藤樹の宿」はアメリカ宣言に近い食事を提供します。