40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ファスティング(断食)で救国を    12  デブ帝国アメリカの後を追うな、日本よ

今から15年前になりますが、豊田市・三洋堂の店頭で見た「デブ帝国-いかにしてアメリカは肥満大国となったのか」というタイトルに魅かれて買いました。原題は「Fat Land」(グレッグ・クライツアー著)なので日本語に訳された竹迫仁子さんが、意訳されたわけですが、面白いユーモアセンスのある方です。

 

この本の帯に「肥えても飢えているアメリカ人-人口60%以上が肥満の国アメリカ、こんなアメリカに誰がしたのか」とありました。この60%とは、やや肥満の標準体重を超えている割合の数字なのです。そして500万人以上が病的肥満の定義に当てはまるというのです。

 

また、BMI指数25以上の肥満者は、急上昇でそれに比例して調味料、キャンディ、スナック、菓子パンも増加の一途。この著者は、ファースト・フードと学校との癒着が脂質中心の食生活習慣を子供に植え付けることになっていると指摘しておられます。そしてこれらジャンクフードに主に使用されるバーム油の問題も提起しておられます。

 

さらに病的肥満、つまり100kg以上になると胃形成手術で、しかもこの専門医には人々が押しかけて長蛇の列とか。地球上には11億の飢えた人々が存在するのにこのデブ王国はほんとうに狂っています。

 

また著者は、19歳未満のアメリカ人の25%が、やや肥満か肥満であり、30年前の2倍に増加していると指摘。問題はこの肥満が貧困層に多いことです。貧困層少数民族に肥満と生活習慣病が多く、肉食やジャンクフードの害にさらされているわけです。

 

この本では、1999年、数百万枚の大ヒットとなった「おれたちゃデブの遊び人」を歌ったピック・バンのことが紹介されています。1999年で体重は227kg、大ヒットの後も仲間を引き連れてハンバーガーショップに通い、さらに体重は増え続け、29歳の時、心臓麻痺で死亡しましたが、体重は何と317kgだったというのです。

 

肥満度が上がれば上がるほど死亡率も上昇していきます。肥満指数15と40を比べると死亡率は3倍になりますから、肥満はまさに病気の百貨店になります。また、肥満は体重の多いだけでなく、体脂肪量が必要以上に蓄積している状態も言います。肥満が問題視される理由は、生活習慣病をはじめ、さまざまな疾患の危険因子となるからです。日本人の死因の2位と3位は心臓病と脳卒中ですが、多くが生活習慣病から発症します。現代の日本人は肥満者の割合が急増しています。

 

厚生労働省の調査では、男性は30歳代から60歳代の30%以上、70歳代以上でも20%以上が、女性が60歳代で30%、70歳代以上で28%が肥満者となっています。

 

肥満を解消する確実で最大の近道はファスティングです。「藤樹の宿」では、確実に肥満解消のプログラムを作成しています。ここでファステインングのカウンセリングを受けてください。確実に肥満から脱出できます。