40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

断食指導30年のあゆみ 14 断食の失敗・リバウンドの苦しみから立ち直るまで 

断食指導者としては失格者のような恥ずかしい話ですが、私の断食失敗談です。

1996年の暮れから酵素断食を開始したのですが、

まず実験的に秋に40日間断食をしました。

そして春に「カミング・リバイバル」を翻訳発行するために

断食祈祷を40日間して、夏からの40日断食聖会への準備をしました。

40日断食の開催中は、毎日、聖会メッセージがありますので、

その備えもありました。

その聖会が成功しましたので、1998年秋にも開催することになりました。

その準備のために1998年の夏、3回目の40日断食をしました。

合計3回の40日間断食を可能としたのは、手造り酵素断食があったからです。

しかし、この40日間断食で使用した酵素断食は私自身、

その後のカラダを大きく狂わすことになりました。

それは酵素に原因があったからです。

まず、酵素はどのように造られるかです。

それは白砂糖を大量に使用した砂糖漬け汁そのものなのです。

材料は生の果物、野菜を使用しますが、

確かに白砂糖の浸透圧を利用するのはいいのですが、出来上がった酵素ジュースは、

まさに白砂糖入りジュースにようなものなのでしかありません。

そのために私はどうなったかといいますと

 

1・異常に甘いものを求めるようになった

特に白砂糖が入ったアンパンを始め、どら焼き、

ケーキを食べる習慣がついてしまったのです。

 

2・副食も白砂糖を多用

私は料理が好きだったので昼と夜の2食(朝は食べない)を

私はかなり白砂糖を使用しました。

特に「グッチー式料理」のテキストを

たくさん購入して片っ端から料理していましたが、

このテキストすべてが大量の白砂糖漬けのレシピ集でした。

 

この結果、体重はかなり増加して、

気が付いたら92kgという極めて危険な領域にいってしまったのです。

断食に来会される方たちから厳しい非難を浴びてしまい、断食で減量をして、

何とか80kgまで落としたのですが、約10年間、ここから下がらないのです。

それが2015年まで続きました。

このことから酵素断食の恐怖症となってしまったのです。

そしてある事情で2015年に豊田の断食施設を脱出して、

新たな断食施設をオープンする準備を開始し、

その時、約2年間、試したのが少食断食でした。

これを試す大きなきっかけは

甲田光雄医師の本を片っ端から読んだからです。

そして「超少食ファスティング」を古民家で営むことを計画し、

この2年間、急増する古民家を探すことになりました。

この超少食で80kgが標準体重の60㎏に減量することができたどころか、

2回目の宿便まで除去できたのです。これで確信を持って

「古民家ファスティング藤樹の宿」を2017年6月3日にオープンできたのです。