40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

発酵食で病気知らず 23 腸内環境 22 ガンを予防するには 17  デザイナーフーズ計画 17 リンゴ 

リンゴ」の画像 - 2,678,680 件の Stock 写真、ベクターおよび ...

 

 

1・りんごの歴史

りんごは、紀元前6000年頃にはすでにトルコで栽培が始まっており、

紀元前1300年頃にはエジプトでも栽培されていたといわれています。

旧約聖書に登場するイブが食べた禁断の果実や白雪姫が食べた毒りんご、

ニュートン万有引力を発見する手がかりとなった果実など、

西洋にはりんごにまつわる有名なエピソードがたくさんあります。

それだけりんごは昔から西洋の人々にとって身近な果物として親しまれていました。

 

2・りんごの品種

世界中に数千~1万以上のりんごの品種が存在するといわれています。

現在、日本の農林水産省に品種登録されているものでも80種類以上です。

有名品種であっても誕生年が古いと登録されていない場合も多く見られます。

代表的な品種としては「ふじ」や「つがる」、果皮が黄緑色の「王林」、

ジョナゴールド」などが挙げられます。

 

3・りんごに含まれる成分と性質

りんごは昔から「1日1個のりんごで医者いらず」といわれている程、

健康パワーを持つとして有名な果物です。

クエン酸やリンゴ酸などの有機酸、カリウムなどのミネラル類、

食物繊維の一種であるペクチンなどが豊富に含まれています。

また、りんごには強い抗酸化力を持つプロシアニジンやエピカテキン

クロロゲン酸、ケルセチンなど様々な種類のポリフェノールが含まれています。

抗酸化力とは、紫外線や喫煙、ストレスなど生活の様々な場面で発生する活性酸素

を除去し、体が酸化することを防ぐ働きのことです。

人間の体内に活性酸素が過剰に発生し酸化が起こると、

病気や老化、肌トラブルが引き起こされます。

りんごに含まれる抗酸化物質が体内で強い抗酸化力を発揮して

酸化から体を守ることで、病気や老化、肌トラブルを予防することができます。

一般的にりんごは皮を剥いて食べますが、

りんごポリフェノールは皮に多く含まれているため、

皮ごと食べるほうが多くのりんごポリフェノールを摂取することができます。

 

4・生活習慣病を予防する効果

りんごには、脂質の酸化を防ぐことで血流を改善する効果があります。

脂質が酸化すると、体内に悪玉(LDL)コレステロールが増え、

血液がドロドロになります。

そのためアテローム動脈硬化などの生活習慣病につながる危険性が高まります。

アテローム動脈硬化になると、増えすぎた悪玉(LDL)コレステロール

血管壁に付着し、隆起 (プラーク) 形成され、血液が流れにくくなったり、

そのプラークとともに血栓を形成したりします。

りんごに含まれるりんごポリフェノールは、

その強い抗酸化力で脂質の酸化を防ぐため、血流を改善し、

動脈硬化などの生活習慣病を予防する効果があるといえます。

さらに、りんごに豊富に含まれるペクチンには、

急激な血糖値の上昇を抑える働きがあるため、

高血糖が原因で起こる糖尿病の予防や

進行を抑えることに効果的であると考えられています。

 

(わかさの秘密から)