40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

健康リスクマネジメント 233  空腹は最大の力なり 09 活性酸素減らすための生活習慣とは

活性酸素については、何度もこのブログで書いてきました。

関心ある方は、サイト内検索をしてみてください。

ここでももう一度、活性酸素を減らすための生活習慣とは何かを考えましょう。

 

1・タバコを控える

タバコの煙には活性酸素や、その発生を助長する有害物質が数多く含まれています。

血液中に入ると、動脈硬化の原因となる酸化LDLをつくる原因ともなります。

 

2・アルコールをとり過ぎない

肝臓がアルコールを分解するときにも、活性酸素が発生します。

飲む量の多い人、アルコールに弱い人は、とくに注意が必要です。

 

3・軽めの運動をする

激しい運動をすると呼吸量が急増し、活性酸素の発生を促します。

反対にウォーキングや水中歩行程度の軽めの運動は、抗酸化酵素の働きを高め、

体の酸化を抑えます。

 

4・ストレスをためない

ストレスを受けると一時的に血液の流れが悪くなり、

これが元に戻るときに活性酸素が発生します。

これを繰り返すことで、酸化が促進されます。

 

5・紫外線をさける

紫外線に当たると、皮膚細胞でも活性酸素が生成され、

シミやシワの原因となります。

男性でも外出時は帽子をかぶる、

日光に長時間当たらないなどの紫外線対策が必要です。

 

6・食生活を見直す

食べ物には、活性酸素の働きを抑えるさまざまな抗酸化成分が含まれています。

たとえばキウイやイチゴ、トマトなどに多く含まれるビタミンCや、

ナッツ類、大豆などに多いビタミンEを、「若返りビタミン」ともいいます。

ビタミンCやEには、細胞の酸化(老化)を防ぐ働きがあるからです。

 

7・

抗酸化成分とは、赤ワインやブルーベリー、リンゴ、ココアなどのポリフェノール

緑茶のカテキン、ピーマンやニンジン、カボチャなど緑黄色野菜のβカロチン

トマトやスイカなどのリコペン、豆類やタマネギ、シソ、緑茶などのフラボノイド、

ゴマのセサミノール、ニンニクやキャベツなどの含硫化合物、

エビやカニの色素アスタキサンチンなど。

しかも抗酸化成分には面白いことに、

3大栄養素(たんぱく質・脂肪・炭水化物)以外の微量栄養素や色素が多いのです。

私たちは食事のメニューとして、肉や魚などのメイン料理ばかり考えがちですが、

実は添え物の野菜、香辛料、調味料、デザート、飲み物なども、

酸化の抑制に大きな役割なのです。

また抗酸化成分は、色の濃い植物性食品に多いという特徴もあります。

ただ抗酸化成分は、どれか一つを食べれば済むというものではありません。

「○○が体にいい」と聞くと、それだけを集中的に食べる人がいますが、

そうした方法には限界があります。

抗酸化成分を含む食品を数多く知っておき、

毎日の食事のなかでできるだけ多くの種類をとること…

それが抗酸化食生活のポイントなのです。