40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

酵素栄養学ライフスタイル 18 胃薬は要注意 

昨日、述べましたように胃や腸で消化作用が

進めやすいサイズに切り離してあげるには、よく噛むことなのです。

そしてよく噛んで唾液と混ぜ合わせていくと消化作業はスムーズにいきます。

つまり完全なる消化です。

胃の中には炭水化物の消化酵素が胃の上層部にアミラーゼがあり、

その作用で大ざっぱに消化されて、

胃酸の働きで分解しやすいように柔らくほぐされていきます。

その後は、小腸でマルターゼ、フルクターゼなど消化酵素によって、

単糖のアブド糖になり、吸収できるようになります。

また脂肪はネックレス状ではなく、芋虫のような3つの脂肪酸が、

グリセロールなどによってつながっているので、

これを断ち切ることが脂肪の消化にあたります。

そのためにはリパーゼという消化酵素が脂肪の消化には活躍します。

こうして消化はそれぞれの栄養素にあわせて、

消化酵素が胃酸や補酵素、胆汁などと共同作業しておこなうのです。

つまり消化酵素が十分ないと完全な消化はできなくなるのです。

できなければ、栄養がしっかり吸収できないばかりか、様々な弊害が起こります。

消化できなかった残留物が、腸内で悪玉菌の餌になります。

たとえばたんぱく質が消化されないと

窒素残留物というたんぱく質のかけらが残ります。

これは悪玉菌の大好物です。

悪玉菌が増加すれば、血液を汚し、様々な疾患を起こします。

完全な消化は良く噛むことであり、健康を守ることです。

さてついつい食べ過ぎたり、飲み過ぎた場合、気分が悪くなり、

胃薬を飲むということもあることでしょうが、

実は胃薬を飲み続けていますととんでもないことになるのです・

消化は消化酵素補酵素(ビタミン、ミネラル)によって行われるのですが、

酵素が十分あり、消化液の働きも良ければ、消化不良にはなりませんが、

酵素不足の食生活を続けていますと胃酸(注・01)が不足し、

消化不良になります。

胃薬のコマーシャルでは「胃酸過多が消化不良や胃の不調の原因だ」と言われますが、

しかし、鶴見医師はその原因は真逆であり、

胃酸ゼロが続くから胃の中に腐敗菌が増加し、

反射的に胃酸過多になると指摘しています。

これは日本ではほとんど報道されず、アメリカでは常識だということです。

それはアメリカで胃酸の検査をしたら大半が胃酸不足であったとのこと。

その原因は

 

1・胃薬

2・食べてすぐ寝るという生活習慣

3・過食が原因の消化不良

4・過度のストレスということが指摘されています。

 

ゆえに市販の胃薬は胃の動きを止めてしまうものばかりで

悪しきスパイラルになっています。

ゆえにますます消化不良はすすんでしまいます。

そして多くの病気を呼び込みます。

 

胃酸(注・01)

胃が分泌する塩酸.壁細胞(parietal cell)から分泌され,胃のpHを酸性に保つ.迷走神経,ヒスタミン,ガストリンによって分泌が促進される。病的な胃液は発酵によって生じる有機酸を含むので、胃酸の酸度を測定すれば病気の進度具合がわかる。病的な胃液は発酵によって生じる有機酸を含むので、胃酸の酸度を測定すれば病気の進度具合がわかる。