40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

少食実行の注意事項 07 厳しい少食は日本には無理  

甲田医師の病気を治療するための少食は、

かなり厳しい指導がなされています。

たとえば

 

1・胃潰瘍

2・ぜん息

 

これらはまず

 

・スイマグを飲んで便を出し切ってから、

玄米重湯での減食指導をおこなう

 

・これでかなり改善される

 

しかし、

3・肥満

4・血圧が高くなってきた

5・仕事に根気がなくなって来た

6・冬場にはきまってノドが痛くなる

7・いつも風邪を引く

 

これを解消するのに少食をしたいという方

 

・急いだ無理な少食はしない

・体質を徐々に変えていく

・虚弱体質を健康体にしたい

・このためには10年を必要とする。

・1年ごとに食事量をゆつくり減らして、1/20~1/10に減らしていく

・それはこの量に体が適応するからである。

・問題はそれを継続する力があるかどうか

・何年も根気があって目標に到達できる覚悟があるのか

 

こうしたことを列挙されておられますが、

昨日に私が指摘したように1年ごと、そして10年間の時を要するというのは、

残念ながら普通の人間は耐えられません。

なぜなら食の誘惑はすさまじいものがあります。

そして宗教的領域にいかないと解決しないとなれば、

日本では少食の普及は困難です。

宗教的な領域ではなく、

少食ファスティングのライフスタイルを確立することが必要で、

そのエビデンスが確立し、科学的に納得して、

日常生活に取り入れていくことしか、日本では普及しません。

私はこの領域を明確に書き記しているのが、

修道院の医学だと最近、発見しました。

そして少食に移行するのは、修行的宗教ではなく、明確な目標を設定し、

そこまで導くことのできる助言者、導き手が必要なのです。

アメリカで起こったファイナンシャルプランニング(略してFP)のような

ライフプランナー」(略してLP)が必要なのです。

しかも合理的で科学的な説得力ある言葉で導く必要があります。

神がかりや神頼みでは長続きも、国民的にも受容されずに、

立ち消えることになります。

事実、少食運動は、甲田医師一代で終わっています。