40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

超少食パワー 06 スープとジュースで必須栄養をまるごと摂取する 

厚労省が目標とする1日の野菜摂取目標数値は、350gです。

それは「健康日本21(第二次)」で、生活習慣病などを予防し、

健康な生活を維持するための目標値の一つです。

厚労省のサイトではこのようなことが書かれていました。

 

・・・厚生労働省が実施している「国民健康・栄養調査」をみると、

平成22年調査では、生活習慣病予防・改善のための取り組みとして

「野菜をたくさん食べるようにしている」と回答した人(30歳以上)は、

男性約45%、女性約60%にのぼります。

しかし平成30年の同調査での野菜類平均摂取量を見ると、

成人男性で約290g、女性で約270gとなっています。

特に20~30歳代は男性で約260g、女性で約240gと成人の平均より

約30gも少ない量になっています。

野菜は「健康に良い」ことは知っているけれど、

意識しなければなかなか十分に食べることができないのではないでしょうか。・・・

 

これは意識的に食べないと野菜摂取目標数値は、350gは難しいということです。

そこでスープとジュースで摂取する工夫が必要です。

 

1・栄養満点スープ作り方

 

・香味野菜

・魚、海藻、椎茸を加える

・根菜は水から煮る

・アクとりは1回だけ

・煮る時は蓋をする

 

またジュースは

・野菜、果物のビタミン、ミネラル、食物繊維をすべて摂取できる

・手軽に摂れ、吸収、分解が早い。エネルギーとしてスムーズに活用可能。

・素材のままなので活きた酵素を摂れる

・なかでも老化、病気の原因となる活性酸素を除去する

ファイトケミカル(注・01)が野菜、果物の皮、葉の外に含まれ、容易に摂れる

・生ジュースを週3回以上、飲んでいる人は、週1回未満の人と比較すると

アルツハイマー認知症の発症率が76%も減るとアメリカで実証研究されています。

 

2・栄養満点ジュース作り方

・野菜、果物が新鮮なうちに使う

・皮、茎、葉も使用する

・ジューサーよりミキサー

・甘味を加える場合、蜂蜜、オリゴ糖メープルシロップ

・作り置きしないですぐ飲む

 

 

(注・01)ファイトケミカル

野菜や果物に含まれる化学成分の総称で、

植物自身が紫外線や害虫から自分を守るためにつくりだしている色素、

香り、苦味、あくなどの成分のこと。

フィトはギリシア語で植物の意味であり、ファイトともいう。

フィトケミカルの第一の特徴は、ヒトの体内で発生して生活習慣病や癌(がん)、

老化などの原因になる活性酸素を強い抗酸化作用によって取り除き、

体の免疫力を高めることで、さまざまな病気を予防できることである。

現在は100種類ほどの成分が確認されているが、

それはほんの一部で、実際には1万種類以上あるとされ、

盛んに研究が進められている。