40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

発酵食パワー 08 発酵を促す微生物 06 酢酸菌の働き 02 

効果効能3.飲酒時の肝機能をサポート

効果効能2と関連して、酢酸菌酵素を継続的に摂取したマウスは、

飲酒時の肝機能の悪化や肝臓への脂肪蓄積が軽減されたというデータが出ています。

カニズムとしては、本来すべて肝臓で行われるはずだったアルコール代謝が、

酢酸菌酵素を摂取することで胃や小腸でも行なわれるようになり、

結果として肝機能の悪化が軽減されることが考えられます。

なお、酢酸菌の効果をできるだけ得るためには、

食事と一緒に摂り入れるのがおすすめ。

なぜなら、胃の中に食べ物や油分があったほうが、

酢酸菌とアルコールとが触れ合う時間が長くなるからです。

 

効果効能4. 体臭の予防

体臭の予防

酢酸菌には加齢臭の主成分であるアルデヒドの一種・ノネナール

分解するはたらきがあるとされています。

このことから、酢酸菌を摂ることで体臭を予防する効果が期待できます。

酢酸菌と乳酸菌を一緒に摂ると効果が2倍に

酢酸菌が花粉症などのアレルギーに効果を発揮するのは、

マクロファージという白血球の1種を活性化しているからです。

このマクロファージをさらに活性化させるためには、

乳酸菌を併用すると良いことが分かっています。

実際に酢酸菌と乳酸菌を併用することにより、

乳酸菌単体よりも倍以上のマクロファージが

活性化されることが確認されているんです。

私たちの身の回りに存在する発酵菌は大きく分けて

グラム陽性菌グラム陰性菌の2種類。

酢酸菌はグラム陰性菌に、乳酸菌はグラム陽性菌にそれぞれ分類されます。

タイプの違う2つの菌を摂取することで相乗効果が生まれ、

マクロファージが活性化されているのかもしれません。

ちなみに、グラム陽性菌に分類される発酵菌は、

乳酸菌のほかにもビフィズス菌や納豆菌が挙げられますが、

グラム陰性菌で安心して口にできるのは酢酸菌だけだと言われています。

酢酸菌を含む食品(食べ物)

ここまで酢酸菌の持つ健康効果について取り上げてきました。

酢酸菌を含む食品をご紹介します。

 

1.にごり酢

酢酸菌を含む、もっとも代表的な食品といえるのが「にごり酢」。

酢酸菌で発酵させて製造する醸造酢のうち、

酢酸菌を濾過せずに仕上げたものがこれに当たります。

なお、バルサミコ酢黒酢・香酢など、昔ながらの製法で

発酵や熟成に時間をかけているお酢などにも、

酢酸菌の細胞成分が少量含まれています。