40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

コロナ禍を過ぎ越す2022年の生き方・withコロナを行く抜く知恵 13 ストレスの生み出す効能 

新型コロナで一番の問題は多くのストレスを生じ、

うつ病など生み出してストレスはこれまで以上に過剰になってきています。

ストレスはジョギングと同じく程度があります。

誰でもストレスを抱えています。

また植物でさえ紫外線、光、乾燥をなどストレスがかかりますが、

ストレスに対抗するために色、香り、苦みという成分(ファイトケミカル=注01)

を作り出し、自分自身を守っています。

ストレスがあるからこそ、このような成分がつくられるのです。

ストレスは適度であれば、生きるために必要なものなのです。

なぜなら適度なストレスはプラスになることもあります。

では人の場合はどうなのかです。

ストレスがかかるとまず脳が感じます。

そして脳から腎臓の上にある副腎に指令が行き、

副腎からアドレナリンなどのホルモンが出ます。

ストレスを感じた時にそれが適度であれば、かえって免疫を活性化します。

しかし、ストレスが長く続いたり、かなり強いストレスがかかりますと

免疫力が低下してしまいます。

そしてうつ、胃潰瘍、高血圧、過敏性腸症候群

頭痛など様々な病気を生み出す元凶となります。

スポーツでもストレスがかかると体も動かなくなりますが適度であれば、

緊張が適度であれば、考えられないようなプレーもできます。

問題はストレスが適度かどうかです。

しかし、そのストレスが適度かどうかは残念ながら計測できません。

自分でそれが悪影響をあたえているかどうかを受け取る自分自身だということです。

強いストレスがあり、それが健康に悪い影響を与えているということを考えた方は、

そうでない人の4割も死亡リスクが高いという研究結果が海外で出ています。

その適度はどう見分けるか、長尾医師は、

 

1・自然に笑顔が出るか

2・食欲があるか

3・夜眠れるか

4・性欲があるかどうか

 

つまり本能が正常に働いているかどうかです。

私は今思うと数回はうつになってもおかしくないところを通過しています。

最初は最初の妻が死んだ時です。

それからこれまで数回あったのですが、

確かに長尾医師がいわれるように1から4は正常に働いていたからこそ

乗り越えることができてきたと思います。

しかし、それだけではありません。

それは長尾医師も指摘している私なりの

「マインドフルネス」(注02)があったからです。

 

(注01・ファイトケミカル

ファイトケミカル」は主に植物に入っている栄養素で「ファイト」

植物「ケミカル」が成分を意味します。

野菜・果物・豆類・芋類・海藻類・お茶やハーブなど植物性食品の色素や香り、

アクなどの成分から発見された化学物質です。

何故、身体に良い効果をもたらすのか? 

それは活性酸素と深い関係があります。

ファイトケミカル」を摂取すると活性酸素から身を守る働きが強くなります。

それは身体の抗酸化力・免疫力アップにつながり、健康維持・改善に役立ちます。

 

(注02・マインドフルネス)

マインドフルネスとは、過去の経験や先入観といった雑念にとらわれることなく、

身体の五感に意識を集中させ、「今、瞬間の気持ち」「今ある身体状況」といった

現実をあるがままに知覚して受け入れる心を育む練習のことで瞑想の代名詞ですが、

実はキリスト教の断食祈祷こそ正しいマインドフルネスなのです。