健康リスクマネジメント 135 水と健康ライフ 03 健康効果 02 健康効果を高める正しい水の飲み方
水を飲むことにより得られる健康&美容効果について紹介してきましたが、
水を適当に飲んでいては思うような効果を得られない可能性があります。
ここでは、効果を高める水の飲み方を3つご紹介するので、
ぜひチェックしてみてください。
1度に大量の水を飲んでも尿として排出されてしまうので、
思うような効果は得られません。
タイミングを決めて、1回コップ1杯ほどの水をこまめに飲むようにしましょう。
おすすめのタイミングは、以下の通り。
どれも水分量が低下しがちなタイミングなので、チェックしておきましょう。
- 朝起きたとき
- 通勤で歩いたとき
- スポーツしたとき
- 入浴後
□ 就寝前
体重にもよりますが、実は1日に人間が必要な水分量は、
なんと2.5リットルとも言われています。
食べ物からの摂取や体内で生成される水分もありますが、
意識して摂取しないとすぐに水分不足に陥ってしまいます。
身体から出る水分を考慮して、
1日に飲む水の量は最低でも約1.2リットルと考えておくと良いでしょう。
暑い日や入浴後など、体温が上がっているときは
冷たい水を飲みたくなってしまいがちですが、
実は冷やしすぎはNG。
吸収スピードが速いので、スポーツ後や入浴後に適してはいますが、
身体に負担を掛けてしまいます。
また、日常的に冷水を飲んでいると、冷え性や便秘を引き起こす可能性も。
日常的に飲むときにおすすめなのは、常温の水です。
吸収スピードはゆっくりですが、消化器官への負担はほぼありません。
また、実は白湯もおすすめ。
吸収スピードはさらにゆっくりになりますが、
身体への負担を最小限に抑えることができます。
身体を内側から温めることにより、
内臓機能の活発化や代謝アップ、免疫力アップなどの効果も期待できます。
水は人間の生命維持に欠かせないもので、
体内の水分量が低下するとむくみや便秘など様々な影響が出てしまいます。
そこで、水を飲んでしっかりと体内の水分量を保持するのがおすすめ。
健康面の悩みの解消だけでなく、美容においても効果が期待できます。
ただし、飲む水の種類と飲み方には注意が必要です。
ダイエットでは硬水を、口当たりの良さを重視するなら軟水を、
こまめに飲むようにしましょう。
今回ご紹介した正しい水の飲み方のポイントを抑えて実践すれば、
健康&美容効果が得られるかもしれません。