自分でする手造り・DIYファスティング時代到来 11 ファスティングのエビデンス 02 長寿遺伝子を知っていたユダヤ教とは
長寿遺伝子のことを全く知らなかった時代、
すでに断食を核とした宗教が誕生しました。
この世界三大宗教のトップであるキリスト教と二位のイスラム教、
そしてベースとなっているユダヤ教はあらゆる宗教の中で
「食欲と戦うことを中心命題とする宗教」(石角)だということです。
つまり世界の55%が一神教であり、ユダヤ教をベースにしているわけですが、
その世界の半数は、
食欲をコントロールするために戦っている宗教なのだということです。
世界の人口の55%を占めているのですから、
これは驚くべき宗教が世界をリードしているのです。
長寿遺伝子を発見したガレンテ博士も
また近代医学を発達させてきた西洋医学はこのような
「食欲と戦うことを中心命題とする宗教」というユダヤ思想をベースに
進化し続けているのです。
その「食欲と戦うことを中心命題とする宗教」の中核こそ
ファスティング(断食)なのです。
そして「食欲と戦うことを中心命題とする宗教」の教義をまとめたものが
旧約聖書なのです。
それを知らないのは世界の先進国で日本だけなのです。
なぜなら聖書を誰も読んでいないからです。
「健康しが」会議で日本では、トップクラスの製薬会社の責任者が私に
「私はこれまでファスティングという言葉を聞いたことがない」
と真顔で言われたのには驚きました。
また日本を代表する上場企業の幹部社員から
「今までファスティングという言葉を一度も聞いたことがない」と言われました。
ビジネスでファスティングのメッカである国々を何度も行かれておられる方なので、
いかに目が塞がれているというのか
「食欲と戦うことを中心命題とする宗教」を知らない怖さ、
世界の常識である聖書を知らない怖さです。
ユダヤ教の律法書(信仰を維持する契約書)には、
ほとんどの動物、鳥類、魚貝類を食べることが禁じられています。
特に豚は絶対に食べてはならないもので4000年前になぜ禁じたのか
近代医学でこのことが証明されるようになってきました。
そもそも世界の55%を占める
このユダヤ教、キリスト教、イスラム教とは神が定めた律法(契約書)を
正しく守ることこそ信仰に生きることであり、
神の創造の目的にかなう生活をするということなのですから、
元気で生きる長寿への取り組みは当然のことなのです。