ユダヤから学ぶ引き算健康法 05 食欲と戦うことを中心命題とする宗教の存在

世界には1万を超える宗教があります。

中でも世界三大宗教は世界人口の３３％を占めるキリスト教、

２０％を占めるイスラム教、そして仏教は6％弱で、

ユダヤ教をベースにした一神教が世界の半数以上を占めています。

そのベースであるユダヤ教を正しく理解しないと世界の半数を占める

キリスト教もイスラム教も正しく理解できません。

そのユダヤ教は、「食欲と戦うことを中心命題とする宗教」（石角）なのです。

そして石角さんは、ヘブライ語聖書（旧約聖書）などに書かれている

戒律による引き算の健康法、

つまりまったくお金を使わない健康法に徹しているのがユダヤ民族であり、

清潔衛生には世界全民族中、トップであると語っておられます。

14世紀のことですが、全ヨーロッパにペスト（黒死病）が大流行し、

半数が亡くなる大惨事の中、ユダヤ人だけは罹患が少なく、

妬んだヨーロッパの人々は、ユダヤ人がペスト菌を井戸に入れたとして

大迫害することになっていきます。

その一端をジュネーブのレマン湖畔にあるシオン城で見た時、

ほんとうに悲惨な迫害であったことが分かりました。

なぜ、ペスト大流行の中でユダヤ人は生き残ることができたか、

それはユダヤ人の徹底した健康管理だったのです。

今回、中国・武漢市から始まったパンデミック

（感染症などが国中あるいは世界中で流行すること）が、

中国の不衛生な武漢の海鮮市場からだったことから、

全世界で中国人への差別が巻き起こっていますが、

日本も今回のコロナウイルスへの対応の中で

ユダヤ人の健康法を国の中核にしないと

東京オリンピックにも多大な影響を与える可能性があります。

それではユダヤ人の健康法とは何かを石角さんが伝える

「ユダヤに伝わる健康」の１０箇条をまず見ていきましょう。

A・健康

１・穀菜（玄米）・フルーツ・ナッツ主義を徹底せよ

２・動物の血と脂肪を食べるな！血液が健康の鍵

３・食材選びや調理法、食べ方のルールを守れ！

４・断食こそ健康の源！体を内部から浄化する

５・手を徹底的に洗え！ウィルス・最近の回避

B・心の健康

６・週１日は何もするな！心の平穏が健康を守る

７・祈りと瞑想で最高の精神状態をつくれ！

８・笑いで免疫力アップ！ユダヤ人のジョークを利用

９・「俺は俺」の自己主張でストレスフリー

C・家族の健康

１０・家族を大切に！