40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

少食ファスティングの基礎 玄米菜食 59 玄米食の基本 50  玄米菜食 玄米の栄養素 02 発芽玄米と玄米の違い 01 

玄米は、籾米から籾殻だけを取り除いたお米をいいます。

玄米からさらに糠と胚芽を取り除き、胚乳のみにしたお米が白米になります。

玄米、三分つき米、五分つき米、七分つき米、胚芽米、白米の順に

精白度合いが大きくなりますが、精白がすすむにつれて

ビタミンやミネラル、食物繊維などの体に良い成分が失われてしまいます。

お米を玄米のまま食べることで、栄養バランスの優れた健康的な食事ができます。

これまで何度も書いてきましたように白米との大きな違いはいくつかあります。

 

1.食物繊維の含有量

玄米の糠層には、食物繊維が豊富に含まれていて、

白米と比べると約8倍もの食物繊維を含んでいます。

食物繊維は、腸内環境を改善し腸からの脂肪の吸収を抑制する働きがあるので、

身体の内側から整えることができます。

さらに、便秘を解消すると同時に、体内の余分なコレステロールや糖分、

発ガン物質などの有害物質を排出してくれます。

そのため、癌や生活習慣病の予防、またダイエットにも効果的といえます。

 

2.ビタミンB群が豊富

玄米の胚芽や糠(ぬか)には、食物繊維の他に、ビタミンB群

(B1、B2,B6,ニコチン酸、パテントン酸、イノシトール葉酸等)

が含まれています。

ビタミンB群は、エネルギーをつくり出す代謝を助ける働きがあるため、

人間の身体には必要不可欠な栄養素です。

どんなに炭水化物を摂取しても、このビタミン類が不足するとエネルギー化が進まず、

その結果、疲れやすくなったり病気になったりします。

玄米をわずかに発芽させたのが発芽玄米です。

発芽の際に眠っていた酵素が活性化し、

出芽のために必要な栄養を玄米の内部に増やしていきます。

そのため、玄米よりも栄養価が高いのです。

発芽玄米には、健康に欠かせない栄養成分が、たっぷりと含まれています。

腸内環境を整える食物繊維、サビから体を守るビタミンE、

体調を整えるマグネシウム・カルシウムなどのミネラルはもちろん、

白米からは摂るのが難しい、「オリザノール」「GABA(ギャバ)」も

豊富に含まれています。

さらに、発芽の過程で増加することが発見されたPSG(発芽米ステロール配糖体)は、

「体脂肪を減らす期待の機能成分」といわれています。

中性脂肪基礎代謝に関わり、体脂肪のつきにくい体づくりを応援します。

また、血管の老化を予防し、LDLコレステロールにもアプローチするので、

生活習慣が気になる人にも朗報です。