断食救人類の書 107 超少食のすすめ 少食12箇条 08 自分で作る
「男子厨房に入らず」とは団塊の世代までです。
そもそもこのことわざ、男性の威厳を保つため、江戸時代以降、昭和20年までの話ですが、
団塊の世代まではそれで育ってきた父親を見てきたからでしょう。
今は逆に家事もできない夫は務まりません。
私のような団塊の世代以降、68~70歳以上は、料理は奥様まかせが多いようです。
先般も高島市の同年代の方に、先に妻が急死したり、病気で倒れたらどうするのかを聞いてみますと
不思議な答えが返ってきました。
「妻が先に死ぬとか倒れるなど全く考えていない」という返事でした。
これはノーテンキな話で驚きました。
また、「台所に立つ気がまったくない」という方が多いにも驚きます。
「もし妻が倒れたらどうするか」と聞きますと「近くのスーパーかコンビニで買うから」ということでした。
私もかつてそのような考えでしたから分からないのではありません。
最近、妻と離婚し、一人住まいをしている70歳台の方の家訪ねたことがあります。
そうしますと台所は汚いし、掃除もまったくしていない様子。
お風呂場も掃除をしていないので、大衆浴場に連れていってくれるような有様でした。
食事も鍋料理でしたが、それならまだましな方です。
その方は、鍋料理を1週間、同じ鍋で食べるそうで、ビールの空き缶、焼酎瓶が食卓の下に転げていました。
朝はとうていここで食べる気が起こらず、コメダに朝モーニングにいきました。
これから「一人住まいで倒れたらどうするのですか」とお聞きましたら、
「ファスティングをする施設に長期滞在し、病気にならないようにしたい」ということで、
幸いにもまだ誕生したばかりの藤樹の宿も選んでいただき、3泊で来会されました。
やはりめんどうでも自分で料理を覚え、コツコツと料理をしてください。
そして今は便利な保存方法もありますし、少食ならばそれほどの量もいらないし、ぜひ作ってください」
というアドバイスをしています。
来会者の多くから、「はてなブログにも料理方法を教えてください」という要望もありますので、
いつか東城百合子さんのようなレシピ集もオープンして、出版を前提として検討していきたいと思っています。