断食救人類の書 105 超少食のすすめ 少食12箇条 07 食品購入ルートを決める
昨年4月に通販の世界的な覇者、アマゾンが
オーガニックスーパー「ホールフーズマーケット(Whole Foods Market)」を
137億ドル(1兆5000億円)で買収しました。
日本のマスコミは、「アマゾンのジェフ・ベゾスのきまぐれ」と報道していましたが、
融資もキャッシュで買ったには理由があります。
アメリカは超階級社会で、上層部の大金持ちは、大半は健康志向が強く、オーガニックスーパーを利用しています。
そのトップ企業である「ホールフーズマーケット」を買収することにより、
膨大なトップ階級の人たちの健康志向のデーターが入ります。
アマゾンはこのデーターで次の戦略を考えているのです。
しかし、日本にはホールフーズマーケットのような大規模なオーガニックスーパーは存在していません。
日本の食は大量消費化の傾向で安いスーパーが主流で、
せいぜい小規模の健康食品店が主要都市に点在するのみです。
したがって日本でこれから本気で少食ファスティングをしていこうとすると
ホールフーズマーケットのようなスーパーがないので、通販に依存せざるを得ないのです。
日本で本気でオーガニックスーパーを展開する企業は誕生する気配はありません。
近畿地方で2店舗のオーガニックスーパーを経営する方を知っていますので、
「あなたはホールフーズマーケットのように全国、いや少なくとも近畿地方に展開する戦略はないのですか」とお聞きしましたら、
まったくそうで。ファスティングの意識も100年遅れ、霊的なスピリチュアルな意識も100年遅れで、
日本は三大100年遅れなので、まるで鎖国時代の江戸時代のようです。
したがってニセモノが出回ります。
いいかげんでお金儲けだけしか考えていない断食施設、健康食品店、ヒーリーングサロンです。
私も20年若かったら間違いなく、今からオーガニックスーパーの展開をしていたでしょう。
たとえ100年遅れていても時代の要請であれば、その時が来れば、
しかし、現在は100年遅れの江戸時代のような
低レベルの断食施設、健康食品店、ヒーリーングサロンばかりなので、
本物を追及していくしかありません。
そして良心的な健康食品店をご紹介していくしかありません。
藤樹の宿に来会される方には、きちんと紹介していますので、ご安心ください。