40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

自分でする手造り・DIYファスティング時代到来  18 DIYファスティングのリスクマネジメント 5 断食で最大のリスクはリバウンド

ファスティングのリスクマネジメントの本論から

少し話が横道にそれてしまいましたので戻します。

まず、ファスティングで最も注意すべきは「好転反応」を覚悟して、

断食をしなければならないことです。

そして次に注意しなければならないなのは、持病のある方です。

この場合、自分でネットでよく調べるか医師に相談してから、

ファスティングに踏み切っていただくようにしてください。

特にクスリを飲んでいる方が年齢が進むと多く、

血圧降下剤や胃薬、睡眠薬など服用している方は多いので、

クスリを飲みながらファスティングができるのは、

藤樹の宿方式の「超少食ファスティング」が一番安全です。

まず一気に薬を飲まない断食を指導する施設もありますが、

これは極めて危険です。

一生涯、クスリ漬になる必要はないので、徐々に減らしていき、

最後に脱出するには、いきなりクスリを断たず、

食べながら徐々にしていくべきです。

そしてファスティングで最大の問題は、好転反応ではなく、リバウンドなのです。

急に食べる量を絞り込みますので、誰でもそうなるのですが、

その反動が必ず襲います。

過食症に陥る女性のカウンセリングをしていますと必ず、

あのモデルさんや女優のようにスラリとした体になりたいとまず、食を抜きます。

そして自己勝手流の超少食に走ります。

そして自分なりに決めた体重になりますとほっとするのでしょうか、

今度は俄然、食べ始めて、また自分の体が醜くなったと絶食することを繰り返して、

次第に過食症になっていきます。

単に食べ過ぎではなく過食症になるとこれはれっきとした病気です。

しかし、過食症のならずとも断食を経験した方は、

リバウンドを少なからず体験しているはずです。

ただ、また今度こそ体重を減らすと無理な偏った断食を繰り返すと

体重が減らなくなり、しかも何らかの体の異常が出て来るのです。

リバウンドの恐怖は体験した者でないと理解できないかもしれませんが、

ファスティングの一番危険な罠なのです。

私は好転反応や回復食などの問題よりも

数倍もリスクが伴うという体験をしてきましたので、

絶対にこのような危険極まりない、

絶対にリバウンドしないファスティングをする施設を設けなければならないという思いで、

滋賀県高島市の琵琶湖の畔で古民家民宿の形態で

ファスティング施設をスタートさせました。

運営開始と同時に私も超少食を開始ししましたが、

この2年半、まったくリバウンドから解放されましたので、

藤樹の宿に来会される方に自信をもってオススメしています。